タイトル
調査日:8/16 11:00
対象:FFXI全ワールド
   (データにはWindows版βバージョンの数値は含まれていません)

先月に引き続き、ファイナルファンタジーXIの全ワールドより集計された各種データをもとに調査結果をご報告させていただきます。

メインジョブレベル分布
前回のレベル分布は、調査日時点の全ワールド上に存在するキャラクターの数が、ログインしているかどうかに関わらず集計されていました。その結果、アイテムを保管するなどの目的で作成されている可能性の高い、いわゆる「倉庫キャラ」の数によって分析結果が左右されてしまうというご指摘を一部のプレイヤーの皆様にいただきました。この点に注意した上で、今回は以下のような結果をご報告いたします。また、この数値は各キャラクターのメインジョブのみを集計しているため、サポートジョブや使用していないジョブの数値を含んでいないことをあらかじめご了承ください。

メインジョブレベル統計
メインジョブレベルの人口比率(レベル1)
ジョブレベル 人口比率
1 26.36%

メインジョブレベルの人口比率(レベル2-50)
ジョブレベル 人口比率 レベル帯
比率
2 3.66% レベル2-10
32.28%
3 3.40%
4 3.25%
5 3.47%
6 3.31%
7 3.83%
8 3.95%
9 3.60%
10 3.81%
11 3.62% レベル11-20
31.62%
12 3.75%
13 3.52%
14 3.36%
15 3.23%
16 2.85%
17 2.49%
18 3.10%
19 2.47%
20 3.23%
21 2.64% レベル21-30
23.82%
22 2.78%
23 2.41%
24 2.62%
25 2.56%
26 2.18%
27 2.01%
28 1.91%
29 1.64%
30 3.07%
ジョブレベル 人口比率 レベル帯
比率
31 1.58% レベル31-40
8.71%
32 1.31%
33 1.06%
34 0.89%
35 0.70%
36 0.75%
37 0.66%
38 0.61%
39 0.49%
40 0.66%
41 0.55% レベル41-50
3.57%
42 0.48%
43 0.38%
44 0.29%
45 0.27%
46 0.23%
47 0.19%
48 0.15%
49 0.15%
50 0.80%
合計 100% 100%
※上記の人口比率にはレベル1は含まれていません。

まず調査日時点での全人口に占めるレベル1キャラクターの割合は、4分の1に相当する26.36%となっています。次にレベル2〜10までの32.28%を加えた場合、全人口の中でレベル10までのキャラクターの比率は58%と大きく、前回の国勢調査でその数値が大きく表示されているのもこのためです。

各レベル帯の分布としては、レベル20までがそれぞれ約3割ずつ、それ以降の人口がレベル50に近づくにつれて減少しています。特に目立つのはレベル30の3.07%とレベル50の0.80%ですが、レベル50についてはレベルキャップが設けられているため当然の結果と言えます。レベル30の割合が高くなっている理由については様々な憶測が可能ですが、レベル30を目標にレベルを上げた後は、エキストラジョブのためのクエスト、あるいはそれまでレベルを上げるためにコンプリートしていなかったミッションやクエストなどを進めたりといった、他の目的でプレイするケースが多いために、レベル30以降の人口増加は比較的緩やかになっているのかもしれません。

この分析だけで断定はできませんが、キャラクターのジョブチェンジは、サポートジョブを取得できるレベル18、そしてエキストラジョブを取得可能なレベル30の時点で行なわれるため、グラフの上ではその2つの折り返し地点への集中が顕著であると考えられます。ジョブチェンジによってレベルを折り返したキャラクターはこの数値には含まれていないため推移までは計れていません。しかし、調査を行った時点での全ワールドの現状としては正確だと言えます。折り返したキャラクター数については、エキストラジョブの選択数から予測することができるかもしれません。図-2によると、メインとしてエキストラジョブを選択しているキャラクターは合計6.65%であることがわかります。もちろん、エキストラジョブを取得後にサポートジョブへ付け替えている場合はこの数値に含まれませんが、レベル30付近までのキャラクターの分布という意味では、この数値もある程度の目安にはなるでしょう。(集計にはレベル1のキャラクターが含まれています。)

メインジョブ種統計

コンクェスト状況
初めてヴァナ・ディールへ降り立ったとき、皆さんはどのような理由で所属国を選ばれたでしょうか?ヴァナ・ディール トリビューンの記事や8月のスペシャルイベント、そして毎週日曜日夜中に集計されるリージョン情報だけでなく、戦いの前にシグネットをかけることになる私たちの生活にとって、所属国やコンクェストは常に深く関わってくるものです。では早速、所属国別の人口統計を見てみましょう。

所属国比率

この図は調査日時点で全ワールドに作成されているキャラクターの所属国比を数値化したものです。第1位のバストゥークと第3位のサンドリアの差は約7%とそれほど大きくはありません。もちろん、アイテムを保管する目的などで作成するいわゆる「倉庫キャラ」の所属国を含んでの集計になりますが、この統計はメインで使用するキャラクターの所属国と行動範囲などを考慮して作成されているため、全体集計には大きな偏りがなくほぼ均等な分布状態になっていると推測されます。

バストゥークが第1位を走り続けるワールドは確かに多いのが現状ですが、この結果を見る限りでは、所属国民数がコンクェストに与えるインパクトは10%以下と考えられます。結局のところ、ファイナルファンタジーXI開始当初には軒並み最下位であったバストゥーク国民が、その人口比率以上の意気込みをもってコンクェストに取り組んだ結果とも言えます。今後、他国が10%の努力で占領情勢を巻き返せるものなのか!非常に興味深い状況ですね。

今後のヴァナ・ディール国勢調査では、毎日変化を見せるジョブやレベルなどの分布の推移、そして今回お届けできなかったサポートジョブや時間帯ログイン分布などを順次公開する予定です。
ご覧になりたい統計などがございましたら、下記のメールアドレスまでご要望などをお送りください。
ocr@jp.playonline.com

それではヴァナ・ディールでお会いいたしましょう。

Sage Sundi
オンラインサービスマネージャー

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