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新米ゴブリンのヴァナ・ディール紀行

 2004.01.30Vol.4

よう、また会ったな。ファブリニクスだ。
今日はジュノにいるマックビクス(Muckvix)ってやつに会いに来たぞ。人間の街なのにフリーパスとはありがたいな。
でも、連中は凶暴だぞ。襲われないよう用心用心。

 

これがチョコボか。乗ってみたいけど、こわそうだな。
マックビクスはジャンク屋にいるらしい。探しに行くぞ。


マックビクスがジャンク屋の台の上にいるぞ。なぁ、暗い暗い世界のこと知ってるか?
マックビクス:「いきなりやってきて何を言うとる。こんなところに来ては危ないぞ。」
トレントのおじいさんが、マックビクスなら知ってるかもって言ってた。
マックビクス:「・・・おぬし、トレントの知り合いか。」

 

マックビクス:「・・・で、おぬしが行ったことがある場所について聞きたいのか?」
いや、夢に出てきた。街なんだけど、すごく暗い。


マックビクス: 「・・・暗い世界か・・・。おぬし、どうやら特別な力を持っておるようじゃな。」
特別な力ってなんだ?
マックビクス:「おぬしには、この世界にこれから起こることを夢に見る能力が
備わっておるかもしれんということじゃ。」
じゃああの暗い世界はなんだ?
マックビクス:「それはわしにもハッキリとは分からん・・・。
じゃが、人間の冒険者が暗い世界のことを噂しとるのを小耳に挟んだことがあるんじゃ。」


マックビクス:「それは幻でもあり、うつつでもあるという。わしにもこれ以上のことは分からん。」
なんか難しいな。
マックビクス:「じゃが、今のおぬしには夢の中でしかその世界に行くことはできないようじゃな。」
分かった。また変な夢を見たら、マックビクスに聞きに来るぞ。
マックビクス:「ああ、いつでも来るがよい。」

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