ヴァナ・ディールで、冒険者という新しい生き方を選ぶ若者が増えている。
「新しい」というと革新を好むバストゥーク共和国を連想されるかもしれないが、そうではない。格式を重んじるサンドリア王国、保守的なウィンダス連邦でも同様で、彼らの数は日を追って増えているのだ。これは流行などという一過性の現象ではない。
いうなれば新しい時代の幕開けだ。
冒険者は戦いの装備を忘れず、1人または数名で行動し、ヴァナ・ディール全土で獣人や魔物たちと戦う。その格好や行動だけを見ると、誰にも縛られない自由人、または無法な風来坊のように映るだろう。昔ならば冒険者ではなく用心棒と呼ばれていたかもしれない。だが、彼らは一国に所属する兵士でもあるのだ。
クリスタル戦争から20年。災いの記憶はうすれ、荒れ果てた町並みも復旧するヴァナ・ディールに求められる冒険者たち。彼らは何者で、どこへ行くのだろうか?