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冒険者とは、乱暴な言い方をすれば『なんでも屋』だ。
正当な報酬さえ支払えば、夕飯の買い出しからドラゴンの討伐まで、本当になんでもやってしまう。頼人が子供だろうが領主だろうが関係ない。街で冒険者を見かけたら気兼ねなく仕事を頼んでみるといい。決してイヤな顔はしないはずだ。
もちろん、冒険者にだって初心者も熟練者もいるから、依頼する内容は考えた方がいい。
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 | あのクリスタル戦争で、我々4つの国に住む5つの種族は協調して立ち上がり、闇の勢力に勝利した。あれから20年が経って、戦争の記憶は歴史として語られるようになりつつある。
悲惨な戦争の爪跡が消えていくのは、とても素晴らしいことだ。しかし、協調した事実すら歴史に埋もれようとしているのはどういうことだろう。
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近年、各国間の関係がクリスタル戦争以前に戻りつつある。コンクェスト政策だって、その3国のギクシャクした関係が産みだしたようなものだ。ヴァナ・ディールに獣人や魔物が残されているのに、頼るべき3国の足並みは揃っていない。これからの我々が頼るべきは、国家ではなく冒険者なのかもしれない。
彼らは、冒険の果てに太古の遺跡や雄大な景色を目の当たりにするだろう。そして、ヴァナ・ディールに潜む恐ろしい存在と戦い、勝利するに違いない。そのとき、互いに信頼する仲間たちには、かけがえのない『絆』が芽生えるはずだ。個人に芽生えた『絆』は、歴史に埋もれることなく、忘れられることもない。
今後、彼らにどのような未来が待っているのかは、誰にもわかない。しかし、もしも闇の勢力たちの脅威がすべて消えうせ、神話にあるような平和な時代が訪れたとき、国家や種族の壁を取り払うのは、冒険者がはぐくんだ『絆』に違いない。
それぞれの国家がさまざまな思惑をもって彼らを支援したとしても、冒険者には国家の思惑も種族間の偏見も関係ないのだから。 (Ainworth)
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