出来事

伝説の中で語られる貴石『セイレーンの涙』は、グスタベルグ山脈の川辺で見つかると言われてきた。しかし、今まで手にした者はなく、その存在については疑問視されていた。その貴石が、とうとう見つかった。

『セイレーンの涙』を手に入れたのは、バストゥーク共和国に住む宝石コレクターのWahid(ワヒッド)氏。

ある人物よりこの貴石を譲り受けることに成功したWahid氏は、伝説に伝えられる美しさに魅せられて、現在も彼を訪ねる冒険者たちに「『セイレーンの涙』を取ってきて欲しい」と依頼していると言う。

『セイレーンの涙』がどのようにして見つかったのかはまだ不明だが、伝説の断片を垣間見ることができた者は幸せだと思う。

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