各地方のモンスター グスタベルグ地方

Tunnel Worm 〔トンネルワーム〕

クォン大陸全土の地中に広く分布する環形動物。エルヴァーン族の生物学者クラボエール男爵の説によると、彼らは地中深くに住み、普段は土や岩を食す大人しい生物らしい。しかし、誤ってクリスタルを食べてしまうと、方向器官が狂ってしまい、地表付近へと向かってしまうケースがある。その際、人の歩行のリズミカルな振動が地中に伝わると、慣れない感覚にパニック状態になった個体が、地表にとび出てきたり、人に襲いかかったりするようだ。彼らの腹中には、地中深くにしか見られない珍しい鉱物が、未消化のまま残っていることも多く、思わぬ発見があるかもしれない。


Ornery Sheep 〔オーナリシープ〕

ザルクヘイム地方を中心に、ヒューム族やエルヴァーン族に飼育されている大型羊(セルビナシープ)。飼育されているといっても、大変気性が荒いため、半野生化したような状態で放牧されている場合が多く、羊飼いが襲われることすら珍しくない。オーナリシープも、こうした手がつけられなくなった羊で、既にオーナーが所有権を放棄してしまっており、狩っても罪にはならない。むしろ、このような羊がリーダーとなって、群れ全体を暴走させる引き金となることも多いので、退治したら感謝される場合も多いだろう。羊毛が大量に採れる上、肉は食用になるため、冒険者にはありがたい存在だ。


Rock Lizard 〔ロックリザード〕

グスタベルグ地方に分布する小型恐竜。死肉を主食とするが、腹が減った時や獲物が弱っている時には、単独で狩りを行うこともある。骨をも砕く巨大な顎は脅威だが、眼があまり良くないため、注意していれば容易に難を避けることができる。ぶ厚く丈夫な皮膚は、古くからヴァナ・ディールで靴やよろいの材料として珍重されてきた。


Amber Quadav 〔アンバークゥダフ〕

琥珀のクゥダフ。背甲を薄くして鍛錬に励む、親衛隊の新米黒魔道士。

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