うごめく敵たち


各地方のモンスター


ロンフォール地方


Orcish Grappler〔オーキシュグラップラー〕


オークの格闘家。彼らの間で盛んな素手による格闘技に習熟している。力まかせの技がほとんどで、人間が真似することは不可能な技が多い。

Wild Rabbit〔ワイルドラビット〕


エルヴァーン貴族の愛玩動物だった小型の兎が、檻から逃げ出して野生化したものらしい。ロンフォール地方に生息する。毒草を食したため凶暴化しており、巣穴を護るために、自分より大型の生物であっても、強力な後ろ足を武器に敢然と立ち向かう。小さいからと思って侮っていると、仲間が集まってきて厄介なことになることも多く、注意が必要だろう。肉は硬く臭みが強いが食用となり、毛皮も手頃な防寒材としてサンドリアで流通している。ミンダルシア大陸にも、Rarab〔ララブ〕と呼ばれる近種が生息していて、食用としてタルタル族に飼育されている。

Scarab Beetle〔スカラベビートル〕


ロンフォール地方に分布する大型甲虫。樹木の蜜を主食とするが、非常にテリトリー意識が強いため、(彼らにとっての)侵入者に襲いかかることがしばしばある。『ビートルのお庭を通る時ゃ、昼にゃ木の香、焚きこんでぇ♪夜にゃカンテラ、灯を消してぇ♪』という一節が、タルタル族の民謡にあるが、効果は定かでは無い。頑丈かつ柔軟な甲殻は、加工性にも優れているため、ミスラ族では伝統的に装飾品や工芸品に利用されてきた。