その、美しき世界
クゾッツ地方

砂漠の島ゼプウェル島を最大とする、クォン大陸の南西に位置する島々の総称。別名、クゾッツ諸島。かつてはガルカの支配する地であったが、獣人中最大の兵力を誇ると云われるアンティカ帝国に侵略され、今では彼らが事実上の支配者となっている。


東アルテパ砂漠

ゼプウェル島の東半分を覆う砂砂漠。遠い昔、ガルカ文明が栄えた場所として知られ、遺跡が点在するものの、今では草ひとつ生えぬ死の砂漠と化している。


西アルテパ砂漠

ゼプウェル島の西半分を覆う広大な砂砂漠。砂漠のほぼ中央に位置する巨大な一枚岩「天啓の岩」は、かつてガルカが精神修養の場として利用していた。北東に、現在の最大のオアシス「ラバオ」がある。


流砂洞

かつてガルカの都があった場所であり、巨大な柱石や見事な彫像が往時を偲ばせる廃墟。現在は、ガルカを追放した獣人アンティカによって、彼らの巣穴と直結され、住処の一部として利用されている。アンティカによって無計画に天井や壁に穴が穿たれたため、砂が絶えず流入するようになってしまっており、ここはいずれ砂漠に飲み込まれる運命にある。もっとも、彼らにすれば、新しい住処を求めて大移動を開始するだけなので、そのことについてまったく気にしていないようだ。


宣託の間

ゼプウェル島の地下に眠る謎の広間。骨のように白く有機的な壁や柱は、大陸の遺跡にも共通して見られるものだ。