その、美しき世界
クフィム島

ジュノの北東、シュ・メーヨ海に浮かぶ三日月状の島。常に雪に覆われた寒冷地で、稀にオーロラを見ることができる。現在は、島のほぼ全土を獣人軍に属していた巨人傭兵の残党が掌握しており、連合軍に対して頑強に抵抗を続けている。中央に「デルクフの塔」と呼ばれる、謎の巨大建築物がある。


デルクフの塔

クフィム島の中央にそびえ立つ、塔型の巨大建築物。誰が何のために築いたのか定かではないが、一般には、大昔、大魔法使いであるデルクフが、邪悪な魔法を用いて一夜で築いた、という話が信じられている。元から、攻撃的な「生ける人形」や「魔法の壺」が出没する上、現在は、巨人族の敗残兵の根城となっているため、侵入するのは容易ではない。


天輪の場

デルクフの塔の何処かにある巨大な広間。命からがら塔から逃げ戻った、ある冒険者のスケッチを見たバストゥークの技術者は、この世界の理を歪めるために、何者かが構築した恐るべき装置の一部ではないか、と推論を立てたが、いまだ多くの謎に包まれている。