フェロー関連について
from FINAL FANTASY XI 開発チーム(2005/11/17)


フェローは過去のガリスンや護衛クエストなどのバージョンアップ開発によって得られた皆様からのご意見を参考に、幅広いレベルのプレイヤーが楽しめることを目的として導入されました。特にフェローに関連するクエストは、フェローを取得する想定レベル(Lv30前後)のプレイヤーから、その後フェローのレベル上げに専念しているプレイヤーまで、様々なレベル帯で楽しめる難易度になるよう設定されています。

FINAL FANTASY XI 開発の初期段階では、召喚士や竜騎士、チョコボなど、プレイヤー本人以外にプレイヤーに依存するNPCキャラクターを表示した場合、実機上でプレイヤーの行動にどのような影響を与えるかを慎重に検討する必要がありました。これはWindowsPCのグラフィックボードのVRAM容量や、"PlayStation 2"のVRAM容量には限界があり、画面上に表示されるキャラクター数には制限があるためです。

これらのことから、こうした追加NPCキャラの表示に伴うプレイヤーの行動への影響や使用される状況などについて様々な方面から問題点の検討を続け、現在のフェローのような仕組みが完成しました。

2005年7月のフェロー導入後も、より長くフェローとの冒険や育成を楽しめるよう、慎重に様々な仕様の変更や追加が行ってまいりましたが、次回のバージョンアップでは、「鏡にまつわるクエスト」の続編が追加され、この一連のクエストは一つの区切りを迎えます。また、フェローのレベルを十分に上げたプレイヤーを対象に、フェローのレベルキャップを解放できる新たなクエストも導入を予定しています。 

これらのクエスト以外にも、フェローの各戦闘スタイルのバランス調整を目的とした強化や、フェローが装備できる装備品の追加なども行う予定です。

なお、フェローに関連する各種開発は、次回バージョンアップ以降も継続的に行っていく予定です。今後の展開にもご注目ください。