プレイヤーイベントについて (2006/12/28)

皆さん、こんにちは。プレイオンラインOCRチームです。

先月、Cerberusワールドでプレイヤーが主催する「Laughter Mania 2006」というイベントが開催されました。
このプレイヤーイベントは、ファイナルファンタジーXIのサービスが始まって以来、5度目の開催実績のあるイベントですので、皆さんの中にも、参加経験のある方がいらっしゃることでしょう。

OCRチームでは、このプレイヤーイベントについて、関連チームなどを含め検討と協議を重ねた結果、いくつかの要件(下記参照)が満たされていることやイベント規模の大きさ、実績などを考慮し、運営への支援を行いました。

皆さんの中には、プレイヤーイベントを行っている、もしくは行いたいという方がたくさんいらっしゃるかと思います。せっかくの機会ですので、今回OCRチームが行ったイベントサポート内容をご紹介し、プレイヤーイベントに対する考え方、サポート体制などについてお伝えしたいと思います。


OCRチームについて

OCRとは、Online Community Relationsの略で、ファイナルファンタジーXIをはじめとするプレイオンラインサービスの運営チームとして設置されています。具体的には、プレイヤーの皆さんから寄せられた要望や問題点などを精査し、それをもとに開発チームと交渉や協議を進め、コミュニティの活性化を行うことを主な役割としています。
また、開発チームからの情報を、バージョンアップ情報やトピックスなどの形で皆さんにお伝えすることや、プレイヤーイベントのお手伝い、東京ゲームショウなどにおけるライブイベントの開催なども私たちの仕事のひとつです。


サポート内容について

プレイヤーイベント「Laughter Mania 2006」における実例をご紹介します。
OCRチームはイベント主催者と数度にわたる打ち合わせを行った結果、以下のようなサポートを行いました。
イベントの企画内容によってサポートの仕方は様々ですので、必ずしもこのような対応ができるというわけではありませんが、参考までに今回のサポート内容を記載します。

・ メールやゲーム内でのイベント企画に関する相談
・ イベントに使用するエリアのプレイヤー許容数を一時的に拡張
・ システムメッセージによる各エリアへのアナウンス
・ イベント案内のためのモーグリの設置
・ ウェディングサポートで使用している式場や「アブダルスの箱庭-ゲルスバ」をイベント会場として提供
・ GMによるイベント主催者や参加者のエリア移動
・ 花火など通常購入できないアイテムや、イベント会場から退出するための魔行札の配布


サポート体制について

OCRチームでは、今後も皆さんの企画するプレイヤーイベントに対し、全面的に協力させていただくつもりです。ぜひ、ocr@jp.playonline.comまでお気軽にご相談ください。
皆さんからご相談いただいた企画については、規模や内容、実績を考慮させていただいた上でサポートが可能かどうか判断し必ずお答えしています。
なお、ご相談いただく際には、企画が完全に決定してしまう前に余裕をもってお願いいたします。


サポートの基準について

OCRチームでは、以下のような要件を満たしているイベント企画に対し、イベントサポートを行うかどうかを検討しています。

・ 公序良俗に反していないこと
・ 魅力的でオリジナリティのあるイベントであること
・ ヴァナ・ディールの世界観を著しく損ねる内容ではないこと
・ 特定のプレイヤーや少数のプレイヤーを対象とした閉鎖的なものではなく、誰もが参加して楽しむことのできる公共性のイベントであること
・ サポートの必要性があると判断できること
・ 主催者にプレイヤーイベント実行の実績があること

また、イベントの実施中に参加者が一部のエリアに集まりすぎてしまったなど、混乱が回避できない状況に陥ってしまった場合には、事態を収拾するため介入させていただくこともあります。


OCRチームからのお願い

プレイヤーイベントを主催する皆さんは、参加者をより楽しませるにはどうすればよいのか、どうしたらエリアの混雑を緩和できるのか、グローバルなイベントへの取り組みはどうすればよいのかなどなど……、まずはご自身の力で様々な問題が解決できるよう何度も何度も検討を重ねた上でイベントを開催し、実績を積み上げてください。そのような経緯をふまえOCRチームにご相談いただければ、サポートを受けられる可能性は多分にあります。
今後も、ヴァナ・ディールをより魅力的な世界にしていくためにも、ぜひ、皆さんのお力をお貸しください。


最後になりますが、今回のイベント「Laughter Mania 2006」を主催したスタッフの皆さんから、イベントを主催した経緯などについて、インタビュー形式でコメントをいただいていますのでご紹介します。

Q1 :なぜ今回このようなプレイヤーイベントを開催しようと思ったのでしょうか?
Gillbert :与えられた楽しみではなく発見していく楽しみを、というのが出発点です。ひとえに皆さんの笑顔が見たかったからです!
Mapleleaf :普段ほかのワールドに行かないし気軽に行けないから。ワールドを超えた出会いの場所を作ることに参加したかったのです。
Yoshimotolumine :大会が終わった後に、たくさんの方がブログや日記に感想を書いていただけるのが楽しみだからです。

Q2 :今回、スタッフとして参加したプレイヤーの人数と準備期間を教えてください。
Arashis :スタッフは総勢で64人以上いたよ!
Anahime :6月に公式ブログが立ち上がり、スタッフ出場者募集を開始してから、11月下旬のイベント実施まで約半年かかりました。

Q3 :イベントを企画する上で苦労した点は?
Mapleleaf :みんな社会人だったから集まって会議する時間をとるのが苦労しました。
Anahime :意見の食い違いや方向性の違いなどなど・・・チャットウィンドウで意思疎通して、ひとまとめにしてイベントを作り上げるのは大変でした。

Q4 :今後のイベント活動についての展望を教えてください。
Mapleleaf :今度は自分で企画することも含めて、いろんなイベントに参加してスタッフとしてやっていきたいです。
Lunta :Laughter Maniaは今回で最後ですが、世界中に種を飛ばし、イベントのノウハウをつたえていきたいです!

Q5 :皆さんと同じようにプレイヤーイベントを企画する人に向けてメッセージをお願いします。
Vdb :どんどんイベントやってください! そこからどんどんコミュニティを広げて欲しい。最強のイベントを作り上げてください。
Lunta :どんどんいくぜ! いいか、やるなら覚悟しろ、でも楽しいぞ!
Mistyoll :失敗も糧ですね。
Gillbert :願わくは誰も思いつかなかったプレイヤーイベントの開催を希望します!
Arashis :大変なことが多いけど、イベントでできた思い出と、人との繋がりがきっと一番の宝物になります。
Rosewhitejr :応! イベントの計画スケジュールは出来るだけ早く決めておきましょう。プレイヤーイベントは議論が長引くので決定権を持つ人を明確に決めておきましょう。この2つが大事です。
Estaciel :一歩踏み出す勇気と千歩歩く根性!
Pancoco :いろいろ苦労もありますが、楽しみはそれ以上です。やるからには徹底的に自分たちも楽しんでください。
Silverhawk :今回裏方に徹していました。言葉ではうまくいいあらわせませんが、裏方には裏方ならではの大きな感動があります。
Lordsandoria :イベントは他人を不幸にしないことを大事にしてください。

Q6 :最後に一言どうぞ。
All :お疲れ様でしたー!
Anahime :このような機会を与えてくれたこのイベントに、そして多くの出会いに感謝です。


※スクリーンショットはプレイヤーが撮影したものです。