from FINAL FANTASY XI開発チーム
闘獣試合「パンクラティオン」開幕 (2007/09/04)

9月11日(火)に予定されているバージョンアップより、闘獣試合「パンクラティオン」が開幕します。

パンクラティオンについて

アトルガン聖皇により長らく禁じられていた闘獣試合「パンクラティオン」が、熱き要望に応えて開幕の運びとなりました。
「パンクラティオン」とは、魔獣マスターと称される人々が強化したモンスター「魔獣」を持ち寄って、闘獣場のステージで闘わせる無差別級のリアルファイト。噛み付き、ブレス、魔法など、なんでもありの過激なノールールで知られています。
さあ、あなたも自慢のモンスターを引き連れて、このデンジャラスでエキサイティングな魔獣たちの祭典に参戦してみませんか?


パンクラティオンの流れ

これから、魔獣マスターとして「パンクラティオン」に参戦するまでの流れを、順を追って説明します。

1、モンスター情報の記録
魔獣マスターとなる第一歩は、モンスターの情報を専用アイテムに記録することから始まります。
それにはまず闘獣場に赴き、「獣写器」と呼ばれる器械と、これにセットする「獣影板」を入手してください。そして、これらの道具を装備した状態で、魔獣としたいモンスターに接近し、「獣写器」を使用してみましょう。
もし「獣影板」が「封獣板」に変化していたら成功。その「封獣板」には、魔獣の素となるモンスターの組織パターンが記録されています。
なお、「獣写器」は、Behemothのようなノートリアスモンスターやクエストのみに登場するモンスターまで含む、ほとんどのモンスターを被写体にすることが可能です。何度も打ち負かされた宿敵のモンスターや密かに憧れていたクールなモンスターなど、好みのモンスターに接近し、あなただけの魔獣を手に入れましょう。

2、魔獣鏡の作成
「封獣板」ができたら、「氷のクリスタル」といっしょに闘獣場の係員に渡しましょう。そうすると、係員が「封獣板」に魔鏡を取り付けて「魔獣鏡」にしてくれます。
この「魔獣鏡」は、「パンクラティオン」で魔獣を呼び出すために必須のアイテム。完成したら「公正審査会」に提出し、「公式魔獣鏡」として認定を受けてください。
これで一応の参戦準備は整ったことになります。
なお、被写体とした種族によっては、「封獣板」にできても「魔獣鏡」にはできないため、注意が必要です。

3、闘獣試合の予約
闘獣試合は、第1から第4の4箇所のステージで常時開催されています。
各々のステージの側にいる受付に「公式魔獣鏡」を渡し、試合参戦の予約をしてください。
なお、闘獣試合には下記の2形式があります。

○エキシビジョンマッチ(個人戦) 〔第1〜第3ステージ〕
試合予定さえ空いていれば、いつでも参戦できる闘獣試合です。
試合結果が記録として残されることはなく、第1〜第3でランクの差もありません。
なお、2人でパーティを組んで参加予約することで、対戦相手を指名することが可能です。

○ワールド・パンクラティオン(勝ち抜き戦) 〔第4ステージ〕
一度勝者となった魔獣が敗北するまでチャンピオンとして君臨し、出場しつづける闘獣試合です。
なお、対戦相手を指名することはできません。

4、闘獣試合
開始時刻になると、あらかじめ登録されていた2体の魔獣がステージに出現し、闘獣試合が開始されます。
判定は簡単。定められた試合時間内に、対戦相手のHPを0にした魔獣が勝者です。
魔獣マスターはコマンダールームに入り、伝声管〔Speaking Tubes〕から自分の魔獣に指示を与え、勝利へと導きます。
また、たとえ、あなたが魔獣マスターでなくても、ステージのサイドに併設された観客席に行けば、いつでも闘獣試合を観戦して楽しむことができます。

5、試合結果の確認
闘獣試合終了後、ステージの受付で試合結果を確認できます。
このとき、試合内容に応じて魔獣は経験値を得られます。
この経験値がたまると、魔獣がレベルアップし、より強力になります。

魔獣の強化について

魔獣は、闘獣試合を繰り返すことで強化できます。
強化には、先に紹介した経験値によるレベルアップの他にも様々な方法があります。

○獣性・魔法について
魔獣は、固有の能力である「獣性」や魔法を使う才能を持っていますが、初めからそのすべてを使用できるわけではありません。
レベルアップによって才能を開花させることで使用可能になる「獣性」や魔法も多いため、中には高レベルになって初めて本来の強さを発揮する大器晩成型の魔獣もいます。
魔獣の将来の姿をも見据えながら、じっくり強化していきましょう。

○訓練度・テンプラメントについて
魔獣マスターが指示を繰り返すうちに、「訓練度」「テンプラメント」と呼ばれる魔獣の能力が変化していきます。

- 訓練度
訓練度が高いと、魔獣マスターからの指示が反映されやすくなり、魔獣が状況に応じてより的確な行動を取るようになります。

- テンプラメント
テンプラメントは魔獣の性格を決定する要素で、「理性/野生」「闘争本能/生存本能」の2系統からなります。魔獣の行動は、それぞれどちらの傾向が強いかによって変化します。
たとえば、理性と生存本能のテンプラメントが高い魔獣は、相手の攻撃や魔法詠唱をスタンで妨害するといったテクニカルな行動を取るようになります。

○獣性の追加について
完成した「魔獣鏡」に、新たに別の魔獣が封じられた「封獣板」を組み込むと、その魔獣の持つ獣性のみが「魔獣鏡」に追加移植されます。
この特性を活かして、「魔獣鏡」にできない「封獣板」も、あなただけのオリジナル魔獣を生み出すために役立てることができます。