from FINAL FANTASY XI開発チーム
カンパニエ (2007/11/16)

拡張データディスク「アルタナの神兵」では、新たな大規模バトル「カンパニエ」を追加します。

「アトルガンの秘宝」ではビシージによって、大人数でのバトルという、それまでになかった楽しみを提供することができました。より規模が大きく、すべてのプレイヤーが参加できるシステムとしては、サービス開始当初から続いているコンクェストがあります。これらに続く新コンテンツを求め、開発チームは検討に検討を重ねてきました。
ビシージよりも大人数で同時に体験可能で、しかもコンクェストよりも個々の行動がヴァナ・ディールに変化をもたらしているという感覚を味わえるような、臨場感あふれるバトルを実現できないか――?
そうして、たどりついた答えが、水晶大戦を舞台とした「カンパニエ」という新たな試みです。

カンパニエは主に「カンパニエバトル」、「カンパニエops」、「スカウト」、「意見具申」という、4種の要素で構成されています。
以下に、それぞれの概要をご紹介しましょう。

カンパニエバトル

対象リージョンでは、常にどこかのエリアで「カンパニエバトル」が不定期に発生しています。そこで繰り返し戦って獣人軍を撤退させれば、エリアの支配権を得ることが可能です。エリアを支配すると、カンパニエopsの種類が増えるなどのメリットがあり、支配したエリアが多いほど、より多くの恩恵を受けることになります。また、現地のカンパニエ審理官から「アライドタグ」の発行を受ければ、カンパニエバトルでの活躍を任意のタイミングで査定してもらえ、それに応じたカンパニエ専用のポイント「連合軍戦績」や経験値を得ることができ、万が一戦闘不能になっても経験値を失うことはありません。

カンパニエops

カンパニエを有利にするために、各国は「カンパニエops」を発行しています。これをコンプリートすることで、「連合軍戦績」や経験値などを報酬として得ることができます。なおオファーを受けた際は、受領券を消費しますが、これはオファーを受けた本人のみです。そのため他のPCは、自身の受領券を消費することなくパーティメンバーとしてカンパニエopsに参加し、評価や経験値を得ることが可能です(※)。
カンパニエopsには、基本的なもの以外に、カンパニエにおけるPCの勲章に応じて発行されるもの、その他の要素に依存して発行されるものがあります。それぞれの内容も、ソロプレイや低レベルでも挑戦可能なもの、短時間でコンプリート可能なもの、あるいは戦闘以外のもの、と多種多様です。

※連合軍戦績は、オファーを受けた本人しか取得できません。

スカウト

各エリアでは、アルタナ連合軍に所属しない個性的な NPCたち(以下、ゲスト)と出会うことがあります。その際に「スカウト」することで、これらのゲストを一定期間のみ連合軍の味方とすることが可能です。スカウトしたゲストは、実際の戦闘に参加するだけでなく、軍や国などによい影響をもたらしたり、ときには自らの組織を率いて参戦したりすることがあります。

意見具申

過去のヴァナ・ディールでは、各街で軍事方針に関する意見具申が行われており、どのエリアを優先して攻めるか、どんな戦術で攻めるかなどについて、プレイヤーの皆さんは意見を投じることができます。意見具申の結果は1週間に1回集計され、次週の軍事方針が決まると、それに応じた「カンパニエバトル」や「カンパニエops」が発生します。

「カンパニエ」における1人1人の冒険者の貢献度が、ヴァナ・ディールの運命を左右すると言っても過言ではありません。ぜひ、ご期待ください!