スペシャルタスクチームレポート (2008/03/25)

スペシャルタスクチームより最新のレポートをお届けします。
今回は、2008年2月21日から2008年3月25日にかけて実施した規約違反行為への一斉対処に関する詳細とあわせて、チームの活動状況や今後の施策をお伝えします。

規約違反行為への一斉対処の詳細は『こちら』。

活動報告と今後の施策について

下図からわかるとおり、2月に対処したアカウント数は、12月および1月の約半数まで激減しています。これは2月の対処期間が短かったという理由もありますが、皆さんから寄せられる報告件数そのものも減少していることから、規約違反者の数が着実に減少しているためと考えられます。


これを受けてスペシャルタスクチームでは、今後はRMT(※1)問題に主眼を置き、ギルの売買に関係している規約違反行為者の取り締まりを強化する方針です。
もちろん、一般のプレイヤーに被害を与えているハンター(※2)などのゲーム内の規約違反行為者に対しても従来どおりの対処を継続し、システム面においても開発チームと連携して有効な対策を導入していきます。

なお、3月11日のバージョンアップにて実際に導入した各種対策を、以下にご紹介します。

○不正な方法による釣りへの対策
以下のエリアにおいて、これまで低レベルでもモンスターに襲われることなく釣りが可能だった場所では、魚が釣れなくなりました。
海蛇の岩窟/テリガン岬

○不正な方法による採掘への対策
レベル20未満のキャラクターは、以下のエリアにおける採掘でアイテムを入手できなくなりました。
ムバルポロス新市街/ゼオルム火山/ハルブーン/グスゲン鉱山/イフリートの釜

○特定のクエストを利用した行為への対策
・以下のクエストのオファー条件にジョブレベルによる制限が追加されました。オファーを受けるために必要となるレベルはクエストごとに異なります。
少年たちの贈り物/オーク掃討作戦/火のなる木/根性試し

・以下のクエストの再オファー条件に、日本時間で24時を経過し、なおかつエリアチェンジを行っていることが追加されました。
火のなる木/根性試し

続いて、今回の集計期間、2008年2月21日から2008年3月25日における諸問題への対応状況を個別にご報告します。

・不正な方法による釣り
2月のご報告件数において最も減少したのが、不正な方法による釣りに関するご報告です。
3月11日のバージョンアップで導入した上記の対策により、今後、当該アカウントはさらに減少するものと考えられますが、スペシャルタスクチームは今回の対策導入で終わらせることなく、この問題を引き続き注視してく方針です。
そのため、もし低レベルでもモンスターに襲われることなく釣りを行える場所を発見された場合などは、ぜひ窓口へご報告ください。

・ハンター
不正な方法による釣りと同様に、ハンターに関するご報告も減少しました。また、すでにこの問題がコミュニティで取り上げられることも少なくなっていることから、ハンターに対しては現状の対処を維持することが有効であると考えられます。
今後も、皆さんよりご報告を受けたエリアを中心に、調査および対処を実施していきます。

・RMTのための合成・競売所の利用(※3)
RMTを目的として合成や競売所を利用している規約違反行為者は、通常、アイテムを合成するキャラクターと、そのアイテムを競売所へ出品するキャラクターを別々のアカウントに用意し、役割を分担させて活動しています。
1月のレポートでお伝えしたように、スペシャルタスクチームは、このようなRMTに関与しているキャラクター同士の関連性を把握した上で対処を行ってきたため、すでに当該アカウントの数は減少しています。

※1:現実世界の金品によるゲームデータの売買。

※2:ノートリアスモンスターを含め、モンスターとの戦闘で入手した多数の戦利品をギルに換金し、販売者へ提供するプレイヤー、キャラクターの総称。

※3:ゲーム内で大量生産したアイテムを販売することで得たギルを現実世界の金品に換金する行為。

コミュニティで注目されている問題について

現在コミュニティで注目されている諸問題について、スペシャルタスクチームによる対処の実績や施策などをご説明いたします。

○インターネット上で、ゲームのインターフェースを変更してプレイしている様子が公開されていますが、なぜ対処されていないのでしょうか?
Webサイトに公開されている不十分な情報だけでは、状況を判断できないためです。もちろん、パーティメンバーのTPやアライアンスメンバーのMPを表示するような外部プログラムの使用は禁止されているため、これを使用した事実がスペシャルタスクチーム側で確認できた場合には、対処の対象となります。
なお、外部プログラムにはプレイオンラインIDやプレイオンラインパスワードを盗む仕組みが施されたものも存在するため、不正アクセスの被害を未然に防ぐためにも絶対に使用しないでください。

不正アクセスについて

以前より、不正アクセスに対するご注意を呼びかけてまいりましたが、現在も第三者によってプレイオンラインへログインされた形跡があるなど、不正アクセスの被害に遭われたと思われる皆さんからのご相談が寄せられています。
Windows版をご利用のお客様におきましては、プレイオンラインのサービスを安全にご利用になるために、以下にご紹介する予防対策の実行および導入をご検討ください。

・ウイルス駆除ソフトやインターネットセキュリティソフトを導入し、常に最新のバージョンで使用する
・内容が不明なサイトにアクセスしない
・不明なサイトにあるソフトウェアのダウンロードを不用意に行わない
・Windows Updateを定期的に実行し、Windowsを常に最新の状態に保つ
※詳しくはマイクロソフト社の公式サイトをご覧ください。
・ご利用のWebブラウザーなどを定期的にアップデートして常に最新のプログラムを使用する
・弊社が使用を認めていない外部プログラムを絶対に使用しない

ご自身の大切なデータを守るために、上記に加え、プレイオンラインIDおよびプレイオンラインパスワードのより厳重な管理や、プレイにご利用のWindows OSやインターネット接続環境における安全性の見直しを、重ねてお願いいたします。
なお、これまでに弊社よりお客様のプレイオンラインIDおよびプレイオンラインパスワードが第三者に渡ったという事実は一切ございません。

ご報告・ご連絡について

スペシャルタスクチームでは、規約違反行為などに関する皆さんからの情報提供を常時受け付けています。ぜひご協力をお願いいたします。
ご報告窓口は『こちら』。

※ご報告いただいた内容に対して、スペシャルタスクチームからは個別のご回答を差し上げることはできません。
※不正アクセスなどのアカウントに関連する件については、弊社インフォメーションセンターまでお電話にて、もしくはサービス&サポート内に設置されている「ご契約についてのお問合せメールフォーム」にてお問い合わせください。