Odinワールド キャラクター人口に関するお知らせ (2008/04/14)

きたる5月、ファイナルファンタジーXIは日本における正式サービス開始から6周年を迎えようとしています。
本サービスは現在も、全32ワールド合計の有効キャラクター約170万キャラクター、有効会員数にして約50万人という規模を維持していますが、さらに「アルタナの神兵」発売以降、その数は日本を中心としてますます増加しつつあります。また昨年は、ご要望の多かった「キャラクターワールド移転サービス」と「キャラクター作成時のワールド選択の自由化」を開始し、すでに多くの皆様にご利用いただきました。

このようにキャラクター人口のさらなる増加やワールドの自由選択が進んだ結果、一部のワールドにおけるキャラクター人口の過密が顕著になってきました。
なかでもOdinワールドには、3月末時点で、実に7万キャラクター以上、会員数にして2万3千人以上が存在しています。これを全32ワールドにおける平均、すなわち約5万5千キャラクター、会員数1万5千から1万6千人というデータと比較すると、同ワールドの人口がいかに過密しているかをうかがい知ることができます。


キャラクター人口が増えるほど、そのワールド全体の活気は増しますが、反面、一定以上の人口過密状態が長く続いた場合、たとえばノートリアスモンスターから通常のモンスターにいたるまでの争奪や、経済をめぐる様々な競争が激化するなど、ゲームバランス上の問題が起こります。さらに最悪の場合、同時接続数などの制限によりワールドにログインしにくくなったり、エリア間の移動に遅延や制約が生じたり、あるいは新規キャラクターの作成が制限されたりするなど、他のワールドと比較して不利な状況に陥ることも考えられます。

これらの問題を回避する目的から、昨年11月には、Odinワールドのみを対象とした他ワールドへの移転を無料で実施しましたが、多数の方にご協力いただいたにもかかわらず、同ワールドの人口過密状態はなおも続いています。

開発・運営チームではサービスの質を第一に考え、今後もOdinワールドに限らず、特定のワールドへ人口が集中しつづけた場合には、他ワールドへの無料移転の希望者を募るだけでなく、「キャラクターワールド移転サービス」の移転先および、キャラクター作成時のワールド一覧から当該ワールドを除外することなども視野に入れながら、注意深く動向を見極めていきます。

「キャラクターワールド移転サービス」のご利用や、新たなワールドへのキャラクター作成をお考えの皆様は、どうかこのような状況を十分に踏まえた上でワールドをお選びください。
今後とも皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

ファイナルファンタジーXI 開発・運営チーム