練武祭(2006/04/25)

再び「練武祭(れんぶさい)」の時期が近づいてまいりました。
練武祭とは、巨大魚のバナーを空に掲げたり、男の子に甲冑を着せて戦わせたりして、男児の健やかな成長を祝う東方由来のお祭りです。

ところで、前回の練武祭を経験されたみなさんは、あの事件を覚えていらっしゃいますか?
モグハウス管理組合が東の国より借りた、大切な甲冑が盗賊に奪われてしまった、あの一件です。あの時はみなさんの活躍でなんとか甲冑を取り戻し、期日までに東の国に甲冑を返すことができましたが、一歩間違うと外交問題にも発展しかねない冷や汗モノの事件でした……。

あれから幾星霜。さすがのモグハウス管理組合も「練武祭」開催を諦めた、と思われ始めた頃、ある噂がアルタナ四国を駆け抜けました。管理組合が、今度こそ完璧な「練武祭」を開催しようと、東の国と粘り強い交渉を重ねた末、ついに源氏一族より再び家宝「源氏八甲」を借り受ける許可を得た、というのです。
モーグリたちはすでに受け入れ準備に東奔西走しており、すべては順調に進んでいるように見えました。そう、つい先日までは……。

話を少し戻します。数ヶ月前、甲冑を載せて東の国より出港した輸送船は、アトルガン皇国の三角帆の交易船そっくりに擬装していました。理由は簡単。「源氏八甲は我が国の至宝。されど、輸送には敵国アトルガンの領海を通過する必要がござれば……」とのことでした。用心にも用心を期してのことでしたが、今思えば、これが新たな事件の始まりでした……。

輸送船がミンダルシア大陸のミゴヤ砂浜に到着した時のこと。上陸の間隙をつかれ、輸送船はある一団の襲撃を受けたのです。その正体は、ミスラの頭領「黒鯱のミゥ」率いる、近東の海賊。暗碧海からずっと後をつけてきた彼女たちは、アルタナ四国がアトルガンから兵器を輸入している、と勘違いしていたのです。

運がよいのか悪いのか、ちょうどそこに迎えのウィンダス連邦軍が到着したため、海賊たちを包囲することには成功しました。しかし、追い詰められた彼女たちは、説得に応じないばかりか、積み荷が宝物の甲冑と知ると、ある暴挙に出ました。
鎧櫃を開け、中の源氏八甲を着込んで脱出を試みたのです。おそらく、宝物を着ている自分たちを攻撃できまい、と思ったのでしょう。

さぁ、大変です。もう、こうなってしまっては今一度みなさんの力をお借りするしかありません。再び木匠クペルシャン特製の木刀を手にし、鎧を傷めないように清めた上で、「源氏八甲の中の人」つまり海賊をやっつけてください!
モグハウス管理組合の、いえアルタナ四国の威信は、みなさんの双肩にかかっているのです!

■イベント参加にあたって

・初期3国にいるMoogleに話しかけ、藕木刀を受け取ってくださ
 い。

・藕木刀もしくは木刀を装備した状態でNomad Moogleに話しかけ
 ることで、イベントへの参加権を得ることができます。

・参加権が有効になると、レベルが1に制限され、移動速度が上
 昇します。レベル1以上の装備品を身に着けていた場合には自
 動的に外れてしまうのでご注意ください。

・参加権が有効な状態では、通常のモンスターに襲われることは
 なく、また通常のモンスターに攻撃することもできません。

■開催期間

 地球時間の4月28日(金)9:00頃から、5月11日(木)16:00頃までを
 予定しています。