スペシャルタスクチームレポート (2008/10/22)

スペシャルタスクチームより最新のレポートをお届けします。
今回は、2008年9月26日から2008年10月22日にかけて実施した規約違反行為への一斉対処に関する詳細とあわせて、チームの活動状況や今後の施策をお伝えします。
また、不正アクセスについての情報も掲載していますのでご確認ください。

規約違反行為者への一斉対処の詳細は『こちら』。

活動報告と今後の施策について



はじめに、不正な方法による釣りについてご報告します。
9月は8月と比べ、アカウントの対処数、同問題に関してプレイヤーの皆さんからいただいたご報告メールの件数ともに増加しました。特にメールは約1,500件寄せられ、8月と比べると約400件の増加となりました。
この事実を受けて改めて調査を行ったところ、従来の一斉対処の対象にはならない行動パターンで活動している規約違反行為者が増えていることがわかりました。そこでスペシャルタスクチームは、今月より新たな基準を採用して適用範囲を拡大し、これらの規約違反行為者への対処を実施しています。これにより今後の対処数には、さらに具体的な結果が表れると考えられます。
上記の例以外にも、規約違反行為者に新たな動きがあれば、スペシャルタスクチームは迅速に対応していく方針です。

続いて、不正アクセス関与についてご報告します。
9月における対処数は、8月から約300アカウントの増加となりました。当該の規約違反行為者は、これまで不正アクセスで手に入れたアイテムを1つのアカウントに集め、競売所などを介してギルに換金していました。ところが最近では、スペシャルタスクチームによる凍結措置から逃れる目的で、複数のアカウントにアイテムを分散し、同時並行で出品・売却して、短期間のうちに換金する傾向にあります。
このような変化が、不正アクセスに関与するアカウントの増加を招いたと考えられますが、同時期の対処数も比例して増加していることから、現在の基準や方法などによる対処が有効であることがわかりました。スペシャルタスクチームは、同問題の解決を目指して、今後も同様の対処を着実に実施していきます。

最後は、ハンターに関するご報告です。
対処数およびメール件数という点で、現在ハンターの動向は落ち着いているといえますが、前回のレポートでもお伝えしたとおり、不正アクセスの被害に遭ったアカウントがハンターの活動に利用されるケースが目立ってきました。
これに対してスペシャルタスクチームは、直接ハンターを対処するだけでなく、不正アクセスに関与したアカウントの対処、およびハンターの活動に利用されているアカウントへの対応まで併せて行うことで、ハンターの総数を徐々に減少させています。今回の一斉対処でも一定の効果が認められたことから、今後も同様の対処・対応を継続していく予定です。

コミュニティで注目されている問題について

現在コミュニティで注目されている諸問題について、スペシャルタスクチームよりコメントします。

○見知らぬキャラクターからRMTサイトの宣伝文句が書かれたメッセージが届きました。
RMTを目的として活動している規約違反行為者が、フレンド登録の際に送信するメッセージを悪用してRMTサイトの宣伝を行っているというご報告は、これまでに多数いただいています。もし、こういったメッセージを受け取った場合は、プレイオンラインビューアー上でメッセージを開いた状態で、コマンド「着信拒否にする」を実行してください。以後、同一の相手からメッセージが着信することはなくなります。
上記を実行しても他のキャラクターから同様のメッセージが大量に届くなどでお困りの際には、GMコール、もしくはスペシャルタスクチームへのメールにてご報告ください。

○フリートライアルが開始され、これまでよりも簡単にアカウントを手に入れられるようになりましたが、RMTに関連した規約違反行為を助長しないか心配です。
RMTを目的として活動している規約違反行為者がフリートライアルを悪用する事態に備えるため、スペシャルタスクチームは同サービスの開始にさきがけて準備を進めてきました。
とりわけ不正な方法による釣りにおいては、フリートライアルで取得されたアカウントが利用されるものと予想されます。そのため、先にお伝えしたように、今月からは新たな基準に基づいて当該アカウントの対処を強化するなど、具体的な対策を講じています。
今後は、フリートライアルを悪用する規約違反行為者の動向を注視し、必要な措置を随時導入していく方針です。

不正アクセスにご注意ください

現在も不正アクセスの被害に遭ったと思われる方からのご相談が寄せられています。
前回のレポートにてお伝えしたように、第三者によりウェブページが改ざんされ、プレイオンラインIDとプレイオンラインパスワードを盗み取るプログラムが仕込まれている外部サイトへのリンクスクリプトが埋め込まれていた、というご報告が目立ちます。長期間管理されていないウェブページに、この種のリンクスクリプトが埋め込まれたままになっているケースもあります。このようにウェブサイトの管理者が自身では管理が困難な状況になった際でも、他者に管理者権限を引き継いだりサイト自体を閉鎖したりすることで、被害の拡大を未然に防ぐことができます。

もちろんウェブサイトの利用者側も、十分に注意する必要があります。
日頃プレイオンラインへ接続しているコンピューターで一般ウェブサイトの閲覧なども行っている皆さんは、Windows Updateやウェブブラウザーのバージョンアップにより常に最新の状態を保つとともに、インターネットセキュリティソフトを導入するなどして、コンピューターの安全性を向上させてください。ほかにも、古いバージョンのソフトウェアは使用しない、不審なウェブサイトにはアクセスしないといった基本的な対策を、日頃から実践することが重要です。
さらに、ウイルス駆除ソフトを導入するなどの自衛手段をあらかじめ講じておけば、万が一コンピューターがプレイオンラインIDやプレイオンラインパスワードを盗み取るウイルスに感染してしまった場合でも、不正アクセスの被害に遭う確率を低下させることができます。
プレイオンラインIDとプレイオンラインパスワード、そして大切なゲームデータを守るために、これらを定期的にご確認ください。

ご報告・ご連絡について

スペシャルタスクチームでは、規約違反行為などに関する皆さんからの情報提供を常時受け付けています。ぜひご協力をお願いいたします。
ご報告窓口は『こちら』。

※ご報告いただいた内容に対して、スペシャルタスクチームからは個別のご回答を差し上げることはできません。

※不正アクセスなどのアカウントに関連する件については、「不正アクセス専用チャットサポート」までご連絡ください。
なお、プレイオンラインIDを複数所持されている方は、「不正アクセス専用チャットサポート」の営業時間外に不正アクセスの被害にお気づきになった場合でも、被害を受けていないプレイオンラインIDでゲームにログインし、GM(ゲームマスター)コールにてご連絡ください。GM側で、当該アカウントを一時的に利用できない状態にいたします。
ただし、GMはプレイオンラインパスワードの変更手続きなどをお受けすることはできませんので、別途「不正アクセス専用チャットサポート」へご連絡いただく必要がございます。