サービス開始からファイナルファンタジーXIのプロデューサーを務めてきた田中弘道に代わり、2012年8月1日より松井聡彦が新プロデューサーに就任することになりました。
両名より、プレイヤーの皆様にご挨拶申し上げます。
ごぶさたしております松井です。
8月1日よりファイナルファンタジーXIのプロデューサーを引き受けさせていただくことになりました。
自分自身、力不足であることは痛感しておりますが、優秀なスタッフがおりますので、皆で協力して田中プロデューサーの後を全うしようと考えております。
予想してはいたものの、私が離れていた2年の間で、ファイナルファンタジーXIもまた大きな変化をとげていたのですね。今はその差分を頑張って埋めなくてはなりません。
それにしても、とある本のFFXI 10周年のお祝いのメッセージに、「最後まで開発スタッフの一員でありたかった」と書いた時には、こんなことになろうとは夢にも思いませんでした。言霊信仰の持ち主というわけではありませんが、あやかって書いておきましょう。「私の仕事はファイナルファンタジーXIとファイナルファンタジーXIのコミュニティを大切にして、ユーザーの皆様に愛されるファイナルファンタジーXIを守り続けること」だと思います。
ということで、最初の仕事は公式フォーラムを毎日チェックすることになるのでしょうね。
これからも引き続き叱咤激励いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
松井 聡彦
いよいよ最終日となりました。
ヴァナ★フェスでの発表から1カ月ちょっと経ちましたが、私自身まだあまり実感がありません。明日からうっかり出社しないように気をつけます。
さて私はここで離れますが、新プロデューサー松井の下、開発・運営スタッフ一同、今後のヴァナ・ディールの拡張、あるいは新天地アドゥリンの開発に全力で向かってくれています。今後ともファイナルファンタジーXIをよろしくお願い致します。
私の今後はスクウェア・エニックスを離れ新しい環境で、ゲーム業界あるいはオンラインゲームの未来に、微力ながら少しでも貢献できればと思います。今までありがとうございました。
田中 弘道