from FINAL FANTASY XI開発チーム
ジョブ調整について その3 (2006/10/03)

次回バージョンアップで調整を予定しているジョブのうち、今回は召喚士について、変更点の詳細と開発側の意図を皆さんにお伝えしたいと思います。

召喚士の調整方針について

1分ごとに、状況にもっとも適した「契約の履行」を選択するという召喚士の重要な役割をふまえ、その選択の幅を広げることを目的とした調整を行います。さらに、召喚魔法スキルに関しても変更を加える予定です。

【新たな「契約の履行」について】
召喚士の主な攻撃手段であるペットコマンド「契約の履行」は、現在、攻撃系・補助系ともに同一カテゴリー内にあり、使用間隔などを共有しています。
これに関し、次回バージョンアップでは、敵に直接ダメージを与える特殊攻撃を実行させる「契約の履行:幻術」と、回復、補助、弱体などの特殊補助技を使用させる「契約の履行:験術」の2つのカテゴリーに分割することで、個々に使用間隔などを与えます。

契約の履行:幻術(使用間隔:1分)
召喚獣に特殊攻撃を行うように指示する。

契約の履行:験術(使用間隔:1分)
召喚獣に特殊補助技を行うように指示する。

【召喚魔法スキルについて】
▽契約の履行への影響について
装備品やメリットポイントなどで上昇させた召喚魔法スキルが、各レベルのスキル上限値を超えている場合、さまざまな「契約の履行」によい影響を与えるようになります。
たとえば、攻撃系の「契約の履行」使用時は命中率が上昇し、補助系の「契約の履行」使用時は効果時間が延長されます。
※延長できる効果時間は「契約の履行」の種類によって異なりますが、最長でも180秒を超えることはありません。
※召喚魔法スキルがスキル上限値よりも低い場合に、命中率が低下したり、効果時間が短縮されたりするなどのペナルティを受けることはありません。

▽スキルアップについて
上記の調整にあわせて、召喚魔法スキルが上昇するタイミングも調整します。
現在は、召喚魔法詠唱後のみに召喚魔法スキルがアップするかどうかの判定を行っていますが、それに加え、ペットコマンド「契約の履行:幻術」および「契約の履行:験術」を使用した際にも、この判定を行うように変更します。

次回バージョンアップでは、これまでにお知らせした「侍」「遠隔攻撃を主体とするジョブ」「暗黒騎士」「竜騎士」「召喚士」の各ジョブが調整対象となりますが、以後、その他のジョブについても検討していく予定です。
皆さんには調整方針が確定次第、順次お伝えしていきますので、楽しみにお待ちください。