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銃声の止んだ戦場、あるいは傷ついたヴァンツァーが続々と帰還する駐屯地で、家族や大義のために戦った兵士たちは何を思うのだろうか?
このフェイズから激戦区戦闘に参加させていただきました!
共に戦ってくれたお友達全員に感謝しています(*´ェ`*) 次のフェイズも頑張ってO.C.U.と戦っていこうと思ってます(`・ω・´)
――GeNoM ScReAmS部隊長 Mistress.Bis
――ビス |
――下手こいた Xi |
――☆涼子☆ |
――ハヤブサ |
――帰って来た元高官 |
一度はフリーダム市付近まで押し返したんだけどなあ・・・。前のフェイズに引き続き、また逆転負けとは! 次は押し返されないくらいのところまで、最初から一気に攻め込む作戦を立てますよ!
――Jack.Daniel |
――Du.Pont |
――誰よりも早く死ぬEMPのパイロット |
――TUBASA HOKUTO |
――女狙撃兵 |
フェイズ09では、停戦間際の土壇場でU.S.N.が底力を発揮。反攻作戦によって劇的に戦況を覆し、O.C.U.の連勝を阻止した。
実力が伯仲する両陣営。もはや誰にも予測できない、第2次ハフマン紛争の行方は――?
今回は、先ごろ幕を閉じたフェイズ10の経緯を、戦局図とともに振り返ってみよう。
10月9日〜10月13日
[10月13日0時00分]
均衡を先に破ったのは、前フェイズの勝者U.S.N.であった。
U.S.N.は、激戦区エリア10『フリーダム市:経済地区』のフリーダム市および周辺セクターに本隊、北側補給路に別働隊を同時に差し向け、O.C.U.の戦力分散を狙った。
この作戦が功を奏し、同軍は開戦から4日目にしてフリーダム市――すなわち、ハフマン島の覇権を争う上で最も重要な都市――全域の制圧に成功した。
10月14日〜11月4日
[11月2日17時00分]
フリーダム市を獲得したU.S.N.本隊は、ゆっくりと着実に南側補給路を進み、前線を西へと押し進めていく。目指すは、O.C.U.陣営の本拠地がある激戦区エリア06『ロクスタ砂漠』である。
ところが、『ロクスタ砂漠』に近づくにつれて強固さを増していくO.C.U.の防衛網に大いに苦戦し、さらに南側補給路周辺で激化する野戦で、その戦力は徐々に衰退。
以後、南側補給路では、形勢逆転を狙うO.C.U.本隊と、後方からの補給を支えに必死の抵抗を続けるU.S.N.本隊との間で、文字通り一進一退の攻防が続いた。
11月5日〜11月10日
[11月6日2時00分]
南側補給路の戦況が大きく動いたのは、11月5日。
O.C.U.本隊が、それまで北側補給路で活動を続けていた防衛部隊を呼び寄せるという策に出た。
そうして主戦力を結集した同軍は、セクター27『レーダー基地』の策敵援護も受けながら、さらに東進。そのままセクター33『フリーダム南西部』と『フリーダム北西部』をU.S.N.から奪還し、翌6日までには戦局を振り出しに戻したのである。
11月11日〜12月6日
[11月20日0時00分]
O.C.U.の快進撃は、とどまるところを知らなかった。セクター39『フリーダム北東部』にも集中的に圧力をかけ、遂にはフリーダム市全域を手中に収めるまでに至ったのだ。
フリーダム市を死守したいO.C.U.と、なんとしてでも奪還しなければならないU.S.N.――。両者ともに一歩も退けない戦いが、再びフリーダム市を舞台に繰り広げられた。
[12月6日12時00分]
突破口を開いたのは、またもやU.S.N.であった。
同軍は、当初より北側補給路で活動していた別働隊の合流を受けて、O.C.U.に対する総攻撃を一気に開始した。
対するO.C.U.は、総力を尽くしてこれを迎え撃つも、予想を遥かに上回るU.S.N.の猛攻に耐え切れず、無念のうちにフリーダム市から撤退する結果となった。
まさに前線がフリーダム市西側に移動したその時、停戦が宣言され、第2次ハフマン紛争のフェイズ10が終了。
最後まで粘り強く戦い抜いたU.S.N.が、実力では互角のO.C.U.を見事封じ、辛くも勝利をもぎ取る結果となった。
記者:Frederick Lancaster |
補足:ジェイドメタル社製 Jinniシリーズ
汎用性と信頼性の高いヴァンツァーの製造で知られるO.C.U.オーストラリアの軍事メーカー、ジェイドメタル社。同社が大ヒット機Zenithシリーズの後継機として開発した機体が、Jinniシリーズである。
Jinni は、Zenithの基本設計を踏襲しつつ、さらに1世代進んだ設計思想を取り入れた、より高性能な機体として開発された。
しかしながら、汎用機としてはトータルバランス面で一歩およばなかったことから、そのZenithを凌ぐ高出力エンジンと重装甲とを活かし、後方支援用機体として活躍するようになった。
なお、時期を同じくして、Genieシリーズなどの改良型もいくつか開発された。