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銃声の止んだ戦場、あるいは傷ついたヴァンツァーが続々と帰還する駐屯地で、家族や大義のために戦った兵士たちは何を思うのだろうか?
今回の戦いはU.S.N.の完勝と言っても良いのではないかな?しかし、勝利に酔いしれている場合では無い。来たる大規模侵攻作戦に備えなければならない。
新しいBセンサーを揃えて出撃だ!!
え?なに?早く今のセンサーの金払えって?
すいません・・ボーナス出たんで払います・・・。
――ハヤブサ |
――裏切り者の烙印を背負う者 |
――お父さんじゃありません |
――ビス☆ |
――マイサウンドリーダー |
むっはぁ〜もう少し時間があれば・・・
とりあえず、ラスト1週間の追い上げおつかれさまでした〜♪
次回こそは!!
――Act.Zero |
――Rod.Riguez |
――ルーキー |
――Dちゃん |
――ベテラン通信兵 |
先のフェイズ09、フェイズ10の連勝によって、完全なる復活をアピールしたU.S.N.陣営。一歩およばず惜敗を喫したO.C.U.陣営は、次こそ雪辱を果たさんと、全軍の団結を強めていた。熱気冷めやらぬまま、第2次ハフマン紛争はフェイズ11へと突入。両軍兵士の意地と誇りが真っ向からぶつかり合った激戦の記録を、今回も戦局図とともに振り返ってみよう。
12月11日〜12月23日
[12月15日23時00分]
開戦早々、激戦区エリア10『フリーダム市:経済地区』の市街地で両軍が激突した。
同時期にO.C.U.は、敵戦力の分散を狙って北側補給路上にあるセクター36「工場都市」に別働隊を差し向けたが、U.S.N.はこれに動じず戦力のすべてを市街地に集結。開戦からわずか5日目にしてフリーダム市全域を制圧してみせた。
一方のO.C.U.は誘導作戦にこそ失敗したが、その後セクター27「レーダー基地」の策敵援護を受けながら粘り強く迎撃し、U.S.N.の侵攻を食い止めた。
12月23日〜1月11日
[12月23日12時00分]
12月23日。約1週間にわたる膠着状態を打開すべく、遂にU.S.N.が動いた。
フリーダム市街地の西、すなわち、サカタインダストリィを擁するセクター25へ奇襲攻撃を仕掛けたのである。
O.C.U.が混乱する最中、さらにU.S.N.は隣接するセクター26「補給路」を制圧し、激戦区エリア06『ロクスタ砂漠』へ向けての一歩を踏み出す。
以後同軍は、南側補給路における最大の脅威、セクター27「レーダー基地」をも手中に収め、抵抗するO.C.U.の戦力を削ぎながら西へと突き進んでいった。
1月12日〜1月14日
[1月12日14時00分]
南側補給路を突破され、窮地に追い込まれたO.C.U.は、セクター11「ジオフロント」を防衛拠点として、なんとか踏み止まろうと奮闘する。
しかし1月12日、敵部隊の2度目の奇襲攻撃によってセクター04「オークヒルズ市」がデッドロック状態に持ち込まれ、そのまま制圧されるという痛手を負う。
頼みの綱であった補給を断たれた同軍には、もはやU.S.N.の侵攻を食い止める力は残されていなかった。
[1月14日18時00分]
侵攻の拠点となるセクター04「オークヒルズ市」を得て勢いにのったU.S.N.は、セクター11「ジオフロント」を占領し、敵陣『ロクスタ砂漠』への進軍ルートを確保。これにより、同エリアの東端に位置するセクター67「補給路」への侵攻に成功した。
それは、先の「オークヒルズ市」への奇襲攻撃から、わずか2日後のことだった。
1月15日〜1月20日
[1月20 日17時00分]
いよいよ『ロクスタ砂漠』を舞台に、U.S.N.の侵攻が開始されるかのようにみえた。
だが、O.C.U.の誇る防衛部隊が、それを許すはずもなかった。
同軍は、自陣の潤沢な補給で磐石の態勢を整えて、一斉に反撃を開始。セクター67「補給路」を奪還したのを機に、間髪を入れず同日中にセクター04「オークヒルズ市」をも奪還。1月20日にはセクター11「ジオフロント」でもU.S.N.部隊を下し、前線を再び南側補給路上へと押し戻すに至った。
1月21日〜2月7日
[2月7日12時00分]
これ以上の後退は絶対に許されないU.S.N.は、後方の激戦区エリア10セクター27「レーダー基地」による策敵を頼りに、必死に防戦していた。
O.C.U.はといえば、フリーダム市街地の制圧に勝機を見出して執念の攻撃を続けていたが、U.S.N.の鉄壁の守りに苦戦を強いられ、それ以上は前線を動かせずにいた。
こうして両軍兵士たちの熾烈な戦いが南側補給路上で繰り広げられる中、突如停戦が宣言され、フェイズ11は終結。序盤からの2度にわたる奇襲攻撃が功を奏したU.S.N.が、O.C.U.の猛反撃に耐え、逃げ切った結果となった。
記者:Frederick Lancaster |
補足:センダー社製 Zelt/Uiskシリーズ
大型機動兵器の礎を築いたことで知られる、E.C.イギリスのセンダー社。HuskyおよびMothの大ヒット後、同社が新たに手掛けたシリーズが、Zelt/Uiskである。
台数限定で実験的に生産されたZeltは、パーツ各所に新しい技術を投入して積載能力を高めると同時に汎用機を目指した。その技術を継承し、数度の改良を経て完成したUiskは、その汎用性の高さなどから、新たな主力ラインナップとなった。両機種のデザインコンセプトは「騎士」。尖った頭部や張り出した装甲板は、“センダーイズム”が感じられる特徴的なデザインで、戦場でもひときわ目を引く。
ちなみに、Zelt/Uiskと同じく新設計によって開発された高級モデルとしては、後方支援用のGavial/Gaetyシリーズが挙げられる。