イベント「ドリル・インストラクターがやってくる!」開催のお知らせ

-Story-

ペセタ前哨地域のU.S.N.防衛基地――。
前線の戦況を知らせるスピーカーの声に耳を傾けていた男は、感慨深げにつぶやいた。
「そうか……。スクランブルボードの前で震えていた、あの新兵が……。
やるようになったものだな」
U.S.N.の訓練教官Joe.Truman一等軍曹、その人である。
時を同じくして、ロクスタ砂漠にあるO.C.U.陸防軍駐屯地では、ある男が顎鬚をなでながら満足そうに言った。

「へぇ、ヴァンツァーの“あんよ”もままならなかった、あのヒヨッコがなぁ……。
大したもんやで」

彼こそが、O.C.U.の訓練教官Henry.Oda一等軍曹である。


かつては数々の強化訓練や「BOOT CAMP」で大いに恐れられていた2人だったが、教え子たちが巣立ってからというもの、その活躍ぶりを伝え聞くことが何よりの楽しみとなっていた。

ところが、この日、彼らはふと気づいてしまった。
 
「たしかに教え子たちは立派に育ち、活躍しているが……、
本当は厳しい訓練が恋しくて、泣いているのではないか?」
「……なんや、あいつらを前線に出してから調子が出へんなぁ。
やっぱり最近、きっつい訓練が足りてへんのとちゃうかな?」

「そうだ! このJoe.Trumanの門下生たる者、
Henryの教え子を残らず倒すその日まで、ひたすら訓練あるのみ!」
「せや! ここいらで、いっちょ
わしのかわいいかわいい弟子たちを召集して、活、入れたろ!」

やはり、永遠のライバルと称される2人。
思考は異なれど、同じ結論に至るらしい。

「となれば、早速召集だ!
どうせなら、あの試作兵器を手土産に敵陣に乗り込んで……。
ふははは! Henryに、我々の恐ろしさを思い知らせてやろう!」
「ん? なんや今、Joeの高笑いが聞こえたような気がすんねんけど……?
まぁええわ。あいつを出し抜くためにも、強化訓練で兵士たちの闘志に火、つけたらなあかん。
ちょうどよう、あれの試作品もできたことやしな…」

「さあ……楽しい同窓会の始まりだ!!」
「ほな……楽しい同窓会の始まりや!!」

これが、2人の鬼教官が完全復活を遂げた瞬間であった。

■イベント内容
スタッフ扮するドリル・インストラクターが占領区に登場し、皆さんと一緒に対人戦(PvP)を行います。
今回、両軍のドリル・インストラクターは皆さんの闘志に“火”をつけるため、なにやら特別な試作兵器を携えて出撃する準備をしているようですが……。
詳しくは、訓練に参加して確かめてみてください!

■開催日時
3月28日(金) 21:00〜23:00

■開催エリア
O.C.U.占領区08 セクター16
O.C.U.占領区08 セクター21