1月1日 天気:雪のち晴

[今日の仲間]
Ema-Pagamihne (ミスラ・白魔道士) 通称エマ
Fuuki-Maruki(タルタル・黒魔道士)通称フーキ

今日のお弁当
ストーンチーズ

あけましておめでとう!
今年も、読者のみなさんもあたしも、楽しく過ごせますように!

今回の年越しはどこで迎えようか迷ったのだけど……この前行った熊爪嶽の日の出もキレイだし、プルゴノルゴ島で羽を伸ばすのもいいなー、やっぱり故郷のウィンダスで家族と過ごすのがいいかしらとか。
結局、ジュノで飲みながらになりました!

今日はエマとフーキと3人。
3人ともジュノで年越しするのは初めてだから、なんだかワクワク♪
ホラの岩からチョコボでジュノに向かったんだけど、バタリア丘陵に入ったら、なんと雪。
雪なんて、テレポでザルカバードに行けばいつでも見られるけど、普段はめったに降らないような場所で遭遇すると、ちょっと得した気分になるよね。

夜も深まってきた頃にジュノに到着。
いつもは旅支度をした人たちでにぎやかなジュノの街だけど、今日はすれ違う人もなんとなく、おしゃれ着の人が多いみたい。
思いっきり冒険者な服装で来ちゃったから、レンタルハウスで礼服を引っ張り出してお着替え。
ウィンダスの国旗があしらわれた緑色の礼服は、あたしのお気に入り。
これを手に入れるために、エマと一緒に頑張って戦績を貯めたから、思い出もたくさん詰まってるのよね。
もちろんエマも、礼服に着替えてペアルック♪
フーキだけは「これが僕の一張羅です!」って、いつもの黒魔道士アーティファクト(笑)。

いざ、年越しの瞬間の乾杯に向けて酒場に移動……と思ったら、ひとあし先にお店に向かってたフーキが戻ってきた。

「上層の酒場、今日はサンドリア国民限定の日って言われて入れてもらえませんでした〜」

「あそこの店はダメよ。私、入れてもらえたことないもの。もうちょっと商売うまくやればいいのに」

「えー、僕、この前は入れてもらえたんだけど、運がよかったのかなぁ。男性限定の日とかは、不思議な雰囲気で楽しいですよ〜」

エマの勧めで下層の酒場に。吟遊詩人の生演奏を聴けることで人気のお店なんだけど……今日は人がいっぱいで、残念ながらゆっくり聴く余裕はないみたい。
カウンターでグレープジュースを注文してお店の外へ。
ここの酒場は食べ物はほとんど置いてないから、おつまみにアリィ特製ストーンチーズをご馳走。
これが、グレープジュースとよく合うんだよね〜♪

お店の前の道の、海がよく見える場所に陣取った頃には、もう年越し寸前。
どこからともなくカウントダウンの掛け声が始まって、あっという間に新年を迎えました。

「あけおめ〜!今年もよろしく!」
「みなさん、おめでと〜!」
「今年こそ真龍倒すぞー!」

いろんな声が飛び交うと同時に、たくさんの花火が打ち上げられて、時計塔の音も聞こえないぐらいの音の洪水。
あまりの迫力に圧倒されて、「おめでとう」よりも先に「すごーい!」って感動しちゃった!
改めて3人で「おめでとう」の乾杯。
今年も楽しく冒険できますように!

さて、乾杯のあとは喧騒の街を抜け出して、年明けによく見られる瑞兆を探しに出発〜!
どんな瑞兆かって?
この時期、特定の動物が列を成して行進して、今後の運勢を告げてくれるっていう不思議な現象が起こるの。動物に言葉を話させるなんて、高名な獣使いにだってきっとできないから、とてもミラクルよね。

そうそう、最近あたしは「東方見聞録」っていう本を読んでいて、この瑞兆について、あるおもしろい法則を発見したんだ。
なんでも東方には時間を司る12種の動物が決まっていて、それぞれの動物を時刻や年に割り当てる習慣があるらしいの。
子(ネズミ)=1、丑(ウシ)=2、寅(トラ)=3ってね。それで、最後の方は、未(ヒツジ)=8、申(サル)=9、酉(トリ)=10……と続くんだけど、それってあたし何だか知っている気がして、初めて読んだ本なのになんでだろう? と思ってよくよく考えたら、そう、ここ最近の瑞兆の動物と一致してたってわけ。 だとしたら、次は戌(イヌ)の番。
だから、エマに今回の瑞兆はズバリ「屍犬族」の行列よ!って、自信たっぷりに予言してたんだ。

ロランベリー耕地を走り回っているうちに、なにやらワケアリな召喚士さんとフェンリルに遭遇!
召喚したフェンリルが暴走しちゃって追いかけているらしいんだけど……、少しだけフェンリルを追うのを手伝ってあげたら、召喚士さんが今年の運勢を占ってくれた。
今年のアリィは……「かなり」ツイてるっぽいだって! ラッキー♪
フーキは「去年とおんなじくらい」、エマは「とんでもなく」……エマにいったいどんなハッピーが訪れるのか楽しみ♪

はっ! ……ということは、今年の瑞兆はフェンリル!?
予想ははずれちゃったけど、なかなか楽しい新年の幕開けになったのでした。

text by Takashi and Asami Watanabe 
Illustration by Mitsuhiro Arita