終わりに

9回目を数えた今回の国勢調査は、すっかりおなじみとなったデータ分析に加え、皆さんに直接問いかけるアンケートという新たな切り口を隠し味にお届けいたしました。いかがでしたでしょうか?

ファイナルファンタジーXIが日本でのサービスを開始してから7年が経過し、今年の6月にはキャラクター総数が235万を突破しました。数々の拡張データや追加シナリオで重厚感を増したヴァナ・ディールに負けず劣らず、プレイヤーコミュニティは成長を続け、今もなおその成長を止めることがありません。様々なプラットフォーム、世界中の国と地域から、たくさんのプレイヤーが集い賑わう私たちのコミュニティの様子を、少しでもこの国勢調査でお伝えできていれば幸いです。

今回の国勢調査結果を見た上で、改めてコミュニティの声の大きさを実感しました。コミュニティは毎年その姿を少しずつ変えていきますが、特に大きな変化をもたらしたコンテンツの多くは、コミュニティの声に端を発しているものが少なくありません。ここ1年の例でいえば、レベルシンクやフィールド・オブ・ヴァラーなどがあります。これらはいずれも開発・運営チームに寄せられた皆さんからの声を元に制作に着手し、実を結んだコンテンツといえるでしょう。

コミュニティの声といっても、ウェブサイトの掲示板への書き込みであったり、ご要望のメールであったり、GMコール時にプレイヤーの方が発した一言であったり、はたまたイベント会場での直接のコミュニケーションであったりと、その種類は多岐にわたりますが、そのすべてがヴァナ・ディールの今を作り上げています。これからも、ぜひ皆さんの声をお寄せください。開発・運営チーム一同、真剣に向き合ってまいります。

今後もバージョンアップや追加シナリオのリリースを控え、より広がりと深みを増そうとしているヴァナ・ディール。ぜひ一緒に盛り上げてまいりましょう!


いつかヴァナ・ディールでお会いできる日を楽しみに……。


2009年6月22日
Sage Sundi
グローバルオンラインプロデューサー