経済

すべての冒険者にとって、もっとも身近で重要な「ギル」ついて分析していきましょう。

≪1週間の収入≫ ※アンケート結果

0〜5万ギル
〜10万ギル
〜20万ギル
〜50万ギル
〜100万ギル
〜500万ギル
〜1,000万ギル
それ以上

まずはアンケート結果から「全冒険者が一週間でどれだけの収入を得ているのか?」をグラフ化したものをご覧ください。

約半数の冒険者の収入は、5万ギルまでという結果になりました。さらに、収入が10万ギルまでの冒険者を含めると全体の75%に達するところから、このあたりの収入額をコミュニティにおける一般的な額として捉えても良いかもしれません。

次に、これらの収入帯別に稼ぎ方のトレンドを見てみましょう。

≪アンケート結果(1週間の収入額と、収入源の関係)≫

0〜5万ギル 〜10万ギル 〜20万ギル 〜50万ギル 〜100万ギル 〜500万ギル 〜1,000万
ギル
それ以上
戦利品の売買 戦利品の取得権(ロット権)の売買 モンスターを倒してギルを得る
合成 採掘/採集/伐採 栽培
釣り チョコボ掘り その他


こちらのグラフは同じくアンケート結果から収入帯別にギルを稼ぐ手段をまとめたものです。

目安として挙げた10万ギルまでの収入帯では「戦利品の売買」に関する項目が半数を占めています。収入額が上がるにつれてその割合は徐々に下がり、さらに売買の対象が戦利品そのものから「戦利品の取得権(ロット権)」に変わります。とくに500万ギル以上稼いでいる冒険者にとって「戦利品の取得権の売買」が重要な収入源になっていることがわかります。
また「合成」と「栽培」による収入がほとんどの収入帯で目立っていますが、100万ギルまでの収入帯では「合成」と「栽培」の割合に大きな差はありません。ところが100万ギルを超える収入帯では「合成」の割合が高くなっていきます。これは少ない投資である程度の収入が安定して得られる「栽培」と、不安定ながらも高額素材や高いスキルがあれば大きな見返りが期待できる「合成」の特徴がよく表れているのではないでしょうか。

≪アンケート結果(1週間の収入額と、ギルの使い道の関係)≫

0〜5万ギル 〜10万ギル 〜20万ギル 〜50万ギル 〜100万ギル 〜500万ギル 〜1,000万
ギル
それ以上
食事、薬品、矢・弾、忍具など 特定の装備品を入手するために必要なアイテム
ノートリアスモンスターのトリガーアイテム コンテンツ(デュナミス・リンバスなど)参加
合成のための素材 性能を重視して選んだ装備品
見た目を重視して選んだ装備品 調度品
その他


最後に「ギルの使い道」についてみていきましょう。こちらはアンケート結果から収入帯別のギルの使い道をグラフ化したものです。

すべての収入帯でギルの使い道の1位となっているのが「性能を重視して選んだ装備品」です。やはり冒険者の根底にある共通の思いは「強くなりたい!」なのかもしれません。その一方で「見た目を重視して選んだ装備品」や「調度品」については、 若干ではありますが500万ギルを超える収入帯でその割合を増しています。このあたりは高額収入を得ているプレイヤーの余裕といえるのではないでしょうか。

また先ほどの収入源の傾向で、高額収入帯になるにつれ「戦利品の取得権の売買」の割合が増えると述べましたが、それに連動するように「装備品を入手するために必要なアイテム」や「ノートリアスモンスターのトリガーアイテム」を入手する“仕入れ”に、ギルを使っている人が増えているようです。これは、バザーや競売で買えないアイテムを自らが得るためであったり、戦利品の取得権を収入源としてさらにギルを稼いだりするためではないかと考えられます。

全体を通して「合成のための素材」がある程度の割合をしめているのも、収入源として「合成」と答えている人がどの収入帯でも一定の割合であったことと関係しているといえます。