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トンベリキングのトンベリ万歳!紀行??

 2004.06.04Vol.7

トンベリキング:「また会ったのう。わしはこのコーナーの主役、ウガレピ寺院の主ことトンベリキングじゃ。
これから毎回、トンベリの素晴らしさを、皆にお伝えするぞ。」
マンドラゴラ:「わーー!トンベリキング様のおでましだ〜!」
マンドラゴラはヤケ気味に拍手した。

・・・よう、ひさしぶりだな。ファブリニクスだ。おれたちは今、ウガレピ寺院にいるぞ。
なんかいつもと違うのは、こんなことがあったからだ。

・・・・・・・・・・・

 

(前回からの続き) トンベリキング:「さて、おぬしゴブリンの作った国に行きたいと申したな。」
うん。ぜひ行ってみたいぞ。
トンベリキング:「ほう。そこまで言うなら連れて行ってやらんでもないが・・・」
ゴブリンの国に行けるんだったらなんでもするぞ。



トンベリキング:「その言葉に偽りはないな?」
う、うん・・・・。

トンベリキング:「では、わしを主役に抜擢せい!」


・・・・と、いうことでトンベリキングが主役になってるぞ。しばらくがまんしてくれ。

トンベリキング:「コホン。では、トンベリの成り立ちから説明しようかの。そもそもトンベリとは・・・」

(ファブ、ゴブリンの国に行きたいの?)
だ、誰だ?


トンベリキング:「・・・であり、包丁を常にたずさえ、うらみを蓄積し・・・・」



(他の人には聞こえてないわ。安心して。
トンベリキングは最初からあなたをゴブリンの国に連れて行くつもりなんかないの。)

え?じゃあウソだったのか。
(ええ、まずトンベリを有名にして、自分のところにお嫁さんが来るのを夢見てたみたい。)
オヨメサンってなんだ。楽しいものか?
(ええ、とても楽しくて、暖かいものよ。)
トンベリキングがそんなものもらえるはずがないぞ・・・。


トンベリキング:「・・・したがって明るいところでもランタンを手放さず・・・」



トンベリキングは頭に来るやつだな。あとでこらしめるぞ。でも誰がおれに話しかけてるんだ?
(いいから。目を閉じて。私があなたをゴブリンの国に連れて行ってあげる。)
え?目を閉じればいいのか?シックシェルやマンドラゴラ、シスタリーチはどうなるんだ?
(ほっとけばいいじゃない。後でまた会えるわ)
それもそうだな。
(じゃ、行くわよ!)

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