この世界で暮らす

|交通手段|クリスタルと合成施設

交通手段

チョコボ

空は飛べないが、強靭な脚を持ち、走力に優れた草食性の大型鳥。乗用としてエルヴァーンに昔から利用されてきたが、今ではもっとも一般的な乗り物として世界各地で飼育されている(ただし、気性が荒いため、乗りこなすにはかなりの技術を要する)。

元々の棲息地はラテーヌ高原だったが、野生種の方は絶滅して久しい。好物は、ギサールの野菜。


セルビナ-マウラ連絡船

バストア海を横断してクォン大陸の町セルビナとミンダルシア大陸の町マウラの間を各町から一日3便、定期的に航行している貨物船。

かつては木造の帆船が利用されていたが、現在では、バストゥークの技師が開発した内燃機関を搭載した「機船」と呼ばれる3隻の鉄の高速貨物船が利用されている。

客船ではないため、船内は狭く、快適な船旅とは言い難いが、売店を完備し、一応乗客への利便性も図られている。


飛空艇

ジュノ大公が復活させたクリスタル推進機関と古の設計図を基に、天才技師シドが指揮して作り上げた「空に浮く船」。特殊な回転翼による揚力とクリスタル機関による推力によって、ほとんど滑走を必要とせずに、離水・着水することができる。

その一番艇は、大戦末期の天晶864年に連合軍の秘密兵器として進水。数度のテスト飛行を成功させ、決戦兵器として期待されたが、戦争が早期に集結したため、実戦に参加することはなかったと云われる。

戦後、四国協商が実現すると、各国の交流を盛んにするため、大公の肝いりで、飛空艇の民生転用・運営組織として、天晶872年、飛空旅行社が設立。本格的な輸送艇として、大型艇の設計が開始されると共に、バストゥーク港の改装が進められた。

天晶875年、ジュノ-バストゥーク間に、ついに定期船が就航。無事に運営され始めると、その利用に懐疑的であったサンドリアとウィンダスも先を争って港の改装を進め、新しい大量高速輸送手段が各国にもたらされることになった。

この飛空艇の登場は、各国に物流革命をもたらすと同時に、国籍に囚われず活躍し、協力し合う冒険者たちを生み出す遠因ともなったと考えられている。

近年は、閉鎖されていたカザム便が就航し、その利用客は一段と増加傾向にあるようだ。

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