その、美しき世界

ヴァナ・ディールは、多くの「リージョン」と呼ばれる地域から成り立っています。「リージョン」はいくつかの「エリア」と呼ばれる単位の集合体で、「エリア」は「フィールド」「ダンジョン」「街」の3種類に分けられます。



※4つの国とリージョンの位置関係を示しています。クリックすると国の場合は国家の説明、リージョンの場合
  はその成り立ちとそれを構成するエリアの説明を美しい風景画像とともに見ることができます。


クォン大陸

ヴァナ・ディール最大の大陸。北部の氷雪地帯から南部の砂漠地帯まで、気候もバラエティに富んでいる。植生も多様性に富み、動物も哺乳類を中心に多様な種が適応している。人間は、ヒューム族・エルヴァーン族・ガルカ族が、およそ6:3:1の割合で分布。中央北部の大森林地帯と穀倉地帯を支配するエルヴァーン族の国家サンドリア王国、南部の山岳地帯や砂漠地帯を支配するヒューム族の国家バストゥーク共和国、ミンダルシア大陸と結ぶ橋上に築かれた、同じくヒューム族の都市国家ジュノ大公国が、この大陸の主要な国家である。

サンドリアでは小麦、バストゥークではライ麦・イモ類が主食とされ、また多くの地域で大羊が家畜として飼育されている。一方、獣人も多数生息しており、北部の島から侵入してきたオーク帝国の先遣隊と、東部の湿地帯を根城とするクゥダフ兵団が、二大勢力を誇る。


ミンダルシア大陸

クォン大陸の東方に位置する大陸。南部のサルタバルタ地方を除き、乾燥した地域が多く、全体的に荒涼としている。乾燥した大地に適応した独特の植生が見られ、動物は爬虫類や昆虫が多く分布する。人間は、タルタル族・ミスラ族が、およそ 8:2の割合で分布。国家としては、魔法都市ウィンダスや港湾都市マウラを中心とするタルタル族の国家ウィンダス連邦が存在する。

ウィンダスでは、コーン・イモ類等が主食とされ、ダルメルやララブが家畜化されている。一方、獣人勢力としては、唯一ヤグード教団が大陸西部に割拠しているが、少なくとも表面上はウィンダスと友好関係にある。