from FINAL FANTASY XI開発チーム
ジョブ調整について(2006/03/30)

北米で開催された「FINAL FANTASY XI Fan Festival 2006」でも発表いたしましたが、開発チームでは、以下の拡張方針を基に各ジョブの調整を継続して行なっていく予定です。
なお、これらの調整は一度に全ての要素が追加されるわけではありません。その内容に応じて導入時期が異なること、また検討段階にある方針ですので場合によっては、検討や調整を重ねた結果、導入を見送る場合があることをご了承ください。

戦士
戦士の特徴は「扱える武器が多様なこと」なので、今後はその特徴を伸ばす方向での変更を考えています。また、現状を鑑みた場合、戦士のサポートジョブを忍者に設定することが、とても優勢であるという事実は開発チームも認識しています。今後、「サポートジョブに忍者以外のジョブも選択できる」という状況を作っていきたいので、そうなるような調整を行ないたいと思っています。

最後に、戦士ならではの新要素として、「投擲用の斧を投げられる」ようにと考えています。これはいつになるかわかりませんが、楽しみにお待ちください。



モンク
オートアタック主体で単調になりがちな場面が多いので、臨機応変に立ち回ることができるような能力を追加したいと考えています。HPが多いのがモンクの特徴なので、例えば「パーティメンバーの最大HPを一時的にアップさせるアビリティ」など、パーティの仲間がその恩恵を受けられるような能力を追加するつもりでいます。



白魔道士
どんな状況でも回復役としての役目を生かせるような、回復以外でもパーティに貢献できる、白魔道士のみの能力を持たせられないかと考えています。例えば、「自分のHPやMPをパーティメンバーに分け与える」ようなアビリティの追加、2hアビリティ「女神の祝福」に状態異常も回復する効果の付加などの変更を検討しています。



黒魔道士
黒魔道士は結構強いジョブと認識しています。黒魔道士だけでパーティを組んでいるような状況がありますが、もっと他のジョブと組みやすい方向に持っていき、他ジョブと組むとより一層黒魔道士が引き立つような変更を考えています。またそれだけでなく、新たな魔法の追加も検討しています。どのような魔法が増えるかは楽しみにお待ちください。



赤魔道士
極めれば奥の深い、パワフルなジョブです。新たな魔法を追加したいと思っていますが、どのような効果の魔法になるかは引き続き検討が必要だと感じています。






シーフ
パーティメンバーの敵対心をコントロールするテクニカルなジョブです。自分だけではなく、パーティメンバーに有効となるようなシーフ固有の能力を考えています。また、既存アビリティ「ぬすむ」に新たな効果を付加し、絶対回避時に敵の背面から攻撃した時には、ダメージボーナスがつくようなこともできればと思っています。



ナイト
忍者と並ぶくらい、盾役としての能力を強化したいと思っています。ジョブ特性として「オートリフレシュ」、「盾発動率アップ」、さらに「盾発動時のTP増加量アップ」などを考えています。






暗黒騎士
暗黒騎士のメイン武器である両手鎌の使い勝手を改善していきたいです。 また、暗黒魔法は使用状況が限られているので、もっと活用できる場面を多く作れるように工夫します。