スペシャルタスクチームレポート (2007/06/15)

2.半年間の成果報告

活動内容

スペシャルタスクチームは、この半年間、「RMTサイト」と「不正な方法を用いるプレイヤー」への対処を中心に活動を続けてきました。この2つを主なターゲットとした活動の内容およびその意図は、以下の通りです。

1.RMTサイトへの対処
ギルの売買が行われているRMTサイトを排除し、さらに販売者のキャラクターが所持しているギルを凍結しています。

2.不正な方法を用いるプレイヤーへの対処
RMTサイトにギルを渡しているキャラクターのほとんどは、不正な方法を用いて移動したり、NMを占有したりしています。これに関連するプレイヤーたちを対処することで、RMTサイトへのギルの流入を防ぎ、その活動を行えなくなるように努めています。さらにこの対処は、不正なプレイで一般のプレイヤーに迷惑がかかることを防止することに繋がっています。

成果

≪RMTサイトについて≫

これまでの調査・対処は、特に活動が活発なRMTサイトに対して行ってきました。その結果、2006年11月の対処開始時には150ほどあったファイナルファンタジーXIのRMT取り扱いサイト数が、半年間で約1/3にまで減少しました。現在も活動を続けているRMTサイトは、対処を受けてなおギルを確保する手段をもつ一部のサイトか、対処の対象にならなかった小規模なサイトです。こちらに対しても順次対応を進めていきます。


≪不正なプレイへの対処について≫


1.「不正な方法による移動」への対処
特定のクエストを繰り返すために、キャラクターを不正な方法で移動させるプレイヤーが増加したことをうけ、2007年1月、これに対する大規模な対処を行いました。なお、対処と同時に該当するクエストへのシステム的な対策も導入しました。これにより、現在では該当クエストを繰り返す集団はほとんど見受けられなくなり、それにともない不正な方法によって移動するキャラクターも減少しています。

2.「不正な方法でモンスターを占有しようとする行為」への対処
該当するアカウント数は、2007年2月の時点で、2006年11月の対処開始時の1/6にまで減少しました。対処件数数は回を追うごとに減少していますが、それはこの不正な方法を使用するプレイヤー自体が減っているためで、確実に効果が上がっていることを示しています。

3.「不正な方法による特定行動の自動操作」への対処
自動操作によりキャラクターの特定行動を繰り返すプレイヤーへの対処は以前より行ってきましたが、2007年2月からその件数を計上し始めました。
現時点での効果はグラフから読みとることはできませんが、今後は継続的に皆さんにお知らせしていく予定です。