新米ゴブリンのヴァナ・ディール紀行「ビシージ特別?編」(2006/04/04)

ビシージ

皇都アルザビまで蛮族軍の侵攻をゆるしてしまった場合、街で武器を取って戦える者は皇国軍に編入され、強制的に防衛戦に参加させられる。それが「ビシージ」だ。ビシージ中、皇都の人民街は、蛮族軍と皇国軍が激しくぶつかる戦場と化す。傭兵となった冒険者は、皇国軍に協力して、なんとしても皇国の宝物「魔笛」を護り抜かねばならないのだ。


キキルン「ドゥユーアンダスタン?おれはアトルガン皇国に金で雇われた傭兵なんだ。だから、これから冒険者たちと協力してあいつらマムージャ軍と戦わなくちゃならないってワケさ。」

なんだ、金のためか。金のためならなんでもするのか。まったく金のマムージャだな。

キキルン「ハッハッハ!それを言うなら亡者だろ!ファニーガイだなまったく!ちなみに今回の報酬はな・・・(ファブに耳打ちするキキルン)」

よし。武器を貸してくれ。おれもガッツで頑張るぞ。

おお、あちこちでバトルが始まったな。「魔笛」っていうのはどこにあるんだ?

キキルン「この街のどこかに『封魔堂』という施設があって、そこに保管されてる。施設の鍵は皇国軍のお偉方が持ってるらしいぜ」

・・・あんなにたくさんの敵に勝てるのか。

キキルン「ヘイユー、戦う前から負けることをドントシンクね!」

キキルンはファブに張り手をかました!
イテテ・・・わかったよ。じゃあ、おれたちはその「魔笛」が奪われないように、ここであいつらを食い止めればいいんだな。


キキルン「ザッツライト!んじゃ、こっちから行くぜぃ!レッツビギンアンドダンス!」

う、なんだかドキドキしてきたぞ・・・。

うぉ、酔ってるのにネズミもなかなかやるな。飲めば飲むほど強くなるのかな。

むむむ、こっちに1匹向かってくるぞ・・・