どうだった?
トンベリキング「問題ナシじゃ。先へ進むぞ。」
ちょっと見直したぞ。カエルとか言ってごめんな。トノサマガエルだな。
またモンスターがいっぱいいるな。
トンベリキング「わしに任せておけ。」
さすがだな。心なしか後ろ姿も頼もしくなってきてるな。
こうして、おれたちはトンベリキングの顔パスのおかげでかなり奥まで進んできたぞ。
トンベリキング「おお、あの一隊の先頭にいるのが親玉じゃな。」
強そうだな・・・。あとはあいつと話をつければ大手柄だな。モブリナもきっとおれのことを見直して戻ってきてくれるぞ。じゃ、頼んだぞ。
トンベリキング「う、うーむ。ファブよ、まずうぬから歩を進めてみてはどうじゃ・・・」
ん?話をつけるのはおまえじゃないのか?
トンベリキング「い、いや、えーと・・・・大丈夫だから行け!」
ファブリニクスはトンベリキングに背中を押された。
よぅ。トンベリキングと一緒に来たファブだぞ。その帽子イカしてるな。今日は特別に負けてくれるって聞いてるぞ。ありがとう。
トロール親分「フゴー・・・フゴー・・・ほお、お前らか・・・・」
もう話は聞いてくれてるんだよな。じゃ、とっとと「我々は勇敢なファブリニクスの一人パーティに負けました」って署名をこの紙に・・・・
トロール親分「フゴー・・・何の話だ?あのカエルはあちこちで私の手下に『ここのモンスター仲間に入りたいからボスに会わせてくれ』と頼み込んでいたらしいが・・・?フゴー・・・」
なんだと。あいつめ、うそつきじゃないか。フゴーフゴーって気になるな。
トロール親分「フゴー・・・しかも奴は交渉ごとに手下全員に1万ギル配っていたうえ、フゴー・・・私には持参金10万ギルを贈与し、さらにかわいいゴブリンの女の子を紹介すると約束フゴー・・・した、と聞いていたが・・・・?」
なんと情けないやつだ。ゴブリンの女の子はまずおれに紹介するのがスジだろ。おいカエル、どうなってるんだ。フゴーフゴーってなんなんだ。