新米ゴブリンのヴァナ・ディール紀行

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Vol.6

マンドラファミリー:「シ、シスタリーチ!!」

シスタリーチ:「アタシはシスタリーチ、エルシモの歌姫よ。ナイスミチュー」
マンドラゴラ:「シスタリーチは音楽に詳しいんだぜ。」
うたひめ?おんがく?聞いたことないな。それおいしいのか?
シックシェル:「なんかかっこいい・・・・」
シスタリーチ:「かっこいいんじゃない、アタシはCool、教わったのはもちろんSchool」

なにを言っているんだろうな。ところでこの生き物、なんかさわり心地がよさそうだぞ。
シスタリーチ:「ドンタッチ!アタシに触れられるのはソウルの神様だけ。ユーアンダースタン?」
・・・・・・・・・。

 

マンドラゴラ:「よし。じゃあシスタリーチ、ウガレピまで行こうぜ!」
シスタリーチ:「OK、Yo、準備はいいか、この先に待つのはドア開くKeyか」
シスタリーチは歌いながらボヨンボヨンと跳ねてるな。

ん〜〜??なんか体がノってきたぞ。これがおんがくっていうのか。

 



シスタリーチ:「ウガレピにいるトンベリキング、いろいろ詳しく知ってるThing」
そうか。じゃあたくさん聞いてみるぞ。
マンドラゴラ:「トンベリキングはゴブリンとも仲がいいからな。」
シックシェル:「ねえ、キングっていうことは偉いやつなの?ボクの仲間にもキングがいるんだよ。
マンドラゴラ:「カニキングなんて聞いたことねえなぁ。」
シックシェル:「カニキングじゃないよ!名前は・・・忘れちゃったよ。とにかくジャグナーの奥にいらっしゃるんだよ。」
へえ。ゴブリンにもキングがいるのかな。



お、あれがウガレピかな。
シスタリーチ:「見えてきたウガレピ、包まれる木漏れ日」
マンドラゴラ:「中に入ったらトンベリに襲われないように気をつけろよ」
シックシェル:「襲ってくるの!?」
マンドラゴラ:「ちょっかい出さなきゃ大丈夫だろ。弱虫だなぁお前は」
シスタリーチ:「Yo、びびるな弱虫、逃げても酒蒸し」
シックシェル:「分かったよぅ!ちょっかいなんか出さないよ!」

 

おれたちは中に入ってしばらく歩いた。
マンドラゴラ:「あそこにトンベリキングがいるぞ。会って来いよファブ」
なんか恐そうだぞ。

 

シックシェル:「わぁぁ、その帽子かっこいいなぁ!ねえねえ見せてよ!」
お、おい。ちょっかい出すなって・・・・・


トンベリキング:「どぅぅぇぃぃぃぃっ!」
シックシェルは吹っ飛んで倒れた。
マンドラゴラ:「ほ〜ら、言わんこっちゃない。」
見事なやられっぷりだな・・・。

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