〜第27回 夕凪〜


ゴールデンボニート号でパムタム海峡を渡ったカウフマン(Kauffmann)氏。長い旅路を経て2つの大陸を踏破した彼は、いよいよ辺境の島へ足を踏み入れようとしていた。
水晶夢宙 〜記者より〜


今頃、人々は夜空に弾ける花火を見上げているのだろうか。そして、世界中で活躍する多くの冒険者も同じ花火を見ているに違いない。花火と冒険者。この2つの存在が、世界に大きな華を咲かすとは、誰が予想できただろう。