では、この中に誇り高き
エルヴァーン族の方はいらっしゃいますか？
無論、みなさんの先祖だって
ウィンダスの支配に、ただ甘んじていたわけでは
ありません。
虎視眈々と反抗の機会を窺っていたのです。
しかし、それは1人の若者
ランフォル・ドラギーユの登場まで
待たねばなりませんでした。
サンドリア出身の方なら、もう、おわかりですよね？
そうです。みなさん、よくご存じの現国王デスティン
そして、トリオン王子らの始祖にあたる人物です。
彼は、クゥダフ族と同盟を結ぶと
タルタル族のくびきを脱して
再び、クォン大陸をエルヴァーン族の手に
取り戻すことに成功したのでした。
騎士の国、サンドリア王国の誕生です！
え、タルタルの魔法にはどう対処したのかって？
実は、当時の魔法は、今よりずっと
詠唱に時間がかかっていました。
ですから、新たにエルヴァーン族が編み出した
チョコボによる高速チャージ戦法の威圧に、
タルタル魔戦士の多くは耐えられず、戦闘で持ち場を
離れる者が後を絶たなかったようです。
