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星座の伝承 〜亡国の悲劇篇〜 写真

はるか昔より、あまたの星々は夜空に輝き、人々の目を楽しませてきた。そして星と星は結ばれることで“星座”となり、古の英雄や伝説の獣にまつわる伝承とともに、人々に語りつがれている。
1. 天に招かれしもの


星座にまつわる伝承が事実に基づいたものなのか、それとも寓話なのか知る由はない。ただ、伝承によると、星座となったものたちは、女神の導きで天に招かれたものたちであるという。
2. 氷の女王シヴァ


水色に輝く星Aeomatra(エーオマトラ)を抱き、東の空に浮かぶ星座SHIVA(シヴァ)。かつて南方の小国を統治する聡明な女王だったシヴァは、ある事件を契機に氷の女王と呼ばれるようになる。
3. 隠者ラムウ


紫色に輝く星Oldumm(オルドゥーム)を抱き、南西の空に浮かぶ星座RAMUH (ラムウ)。かつて繁栄を極めた海洋国家で、哲学者ラムウは皆の尊敬を集めていたが、ある誤解から故郷を去る決意をする。