ファイナルファンタジーXI は、2005年5月16日をもって、日本でのサービスインから満3年を迎え、ついに4年目のサービスに突入いたしました！　当初、コミュニティ戦略を立てる上で気軽に開始した『ヴァナ・ディール国勢調査』から、ファイナルファンタジーXIとそのコミュニティのスケールは驚くほどの大きさを維持し、調査回数を重ねるごとに成長を続けていることがわかりました。5回目となる今回の調査では、前回までになかった新たな項目を盛り込み、別の角度からも見えるコミュニティの断面図をお伝えいたします。それでは、さっそく生のコミュニティ調査結果をご覧ください。


まずは時間帯によるログイン分布図をご紹介します。下図は全ワールド合計の同時ログイン数を時間帯でグラフ化したものです。昨年度同時期のものと大きく変化するところはなく、北米、欧州、日本のピーク時間がそれぞれ異なることから、ファイナルファンタジーXI独自の曲線となっています。日本では午後9時以降に急激にログイン人口が増え始め、北米では日本時間の昼頃をピークに前後5〜6時間を占めています。これは、西海岸と東海岸で3時間の時差の生じる北米での特徴と言え、それぞれのタイムゾーンでは午後7〜8時あたりと日本よりもやや早めの時間帯にピークが訪れています。また、欧州では日本時間の午前0時付近から5〜6時間にわたって緩やかにログインが増えているため、0時付近の曲線が僅かに下がってからピークを迎えています。これらの状況は下図の合計グラフからは読み取りにくいですが、曜日に偏りもなく毎日のように、常に数万人〜十数万人の規模でプレイヤーがログインしていることがご理解いただけると思います。またこれらは瞬間的な数字であり、１日の中で１回以上ログインした人の数は、毎日数十万人に達しています。