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ヴァナディールの歴史



太古の記憶


しばらくは混沌とした暗黒時代が続き、力に優れた獣人たちがおおいに栄えました。

また、彼らに対抗できる肉体を供えた亜人のガルカ族やミスラ族も、その数を増やし、各地で獣人と血で血を洗う果てしなき戦いを繰り広げていました。

そこでは、ただ混沌とした自然の摂理だけが全てでした。

人間の種族の中でも、身体の小さかったタルタル諸部族は、争いを嫌い、安住の地を求めて放浪を続けていましたが、やがて未知の大陸を発見し、その地を『ウィンダス』と名づけ、定住するようになりました。

旅の終わりから数十年が過ぎたある日のこと、ウィンダスの周囲に点在する塔のひとつに迷い込んだ一人の少女が、天啓を受け、『魔法』と云う偉大なる力を会得しました。

この力は、いつしかタルタル族全員に伝えられて急速に発達を遂げ、やがてウィンダスは全盛期『大魔法時代』を迎えることになりました。