続いて、ジョブの構成比や組み合わせの統計を見ていきましょう。
まず、メインジョブ構成比の調査結果によると6つのスタンダードジョブ(戦士、モンク、白魔道士、黒魔道士、赤魔道士、シーフ)が全体に占める割合は、依然として過半数を大きく超えており、昨年よりも12%増の74%となっています。
≪メインジョブ構成比≫
また、メインジョブとサポートジョブの組み合わせでは、根強い人気を誇る魔道士系の組み合わせが不動の地位を築いています。
これは、すべてのジョブを前衛と後衛に大別して考えた場合、後衛に類するジョブの数が前衛よりも少なく、状況に応じて組みかえるサポートジョブの選択肢も、ある程度限定されているためと考えられます。
スタンダードジョブを例に挙げると、「とにかく、回復や強化で仲間の補助をしたい!」と考えたプレイヤーの多くは、まず白魔道士から始めるでしょう。
一方で「武器で思いきり攻撃して、大ダメージを出したい!」と考えたプレイヤーは、戦士、モンク、シーフなど、より多くの選択肢があるため、頭を悩ませなくてはなりません。
しかし、この状況に一石を投じる可能性を秘めているのが、「アルタナの神兵」で追加された踊り子と学者です。いずれもメインジョブとしての性能もさることながら、サポートジョブに選択しやすい性能をもったジョブになっています。たとえば、「戦術魔道書」により白魔法と黒魔法の両方をテクニカルに用いた立ち回りが可能な学者が、魔道士系のサポートジョブとしてよく選ばれるようになると、次回のランキングは大きく様変わりするかもしれません。
[ メインジョブ/サポートジョブランキング ] |
順位 |
メインジョブ |
サポートジョブ |
割合 |
前回との比較 ()内は前回の順位 |
1 |
白魔道士 |
黒魔道士 |
13.18% |
→ |
2 |
黒魔道士 |
白魔道士 |
10.18% |
→ |
3 |
赤魔道士 |
白魔道士 |
5.58% |
↑(6) |
4 |
赤魔道士 |
黒魔道士 |
5.29% |
↓(3) |
5 |
シーフ |
忍者 |
4.25% |
↑(8) |
6 |
忍者 |
戦士 |
3.93% |
↓(4) |
7 |
モンク |
戦士 |
3.71% |
↓(5) |
8 |
ナイト |
戦士 |
3.20% |
↑(9) |
9 |
戦士 |
モンク |
3.19% |
↓(7) |
10 |
戦士 |
忍者 |
2.55% |
→ |
11 |
吟遊詩人 |
白魔道士 |
2.15% |
↑(12) |
12 |
黒魔道士 |
赤魔道士 |
2.02% |
↓(11) |
13 |
踊り子 |
忍者 |
1.76% |
- |
14 |
獣使い |
白魔道士 |
1.69% |
→ |
15 |
シーフ |
戦士 |
1.68% |
↓(13) |
|
その他 |
|
35.64% |
|
|
|
以下は、新たなエキストラジョブである踊り子、学者のいずれか1つ、あるいは両方を取得したプレイヤーの割合を表したグラフです。踊り子のほうが13%多いのは、ジョブ取得クエストの難易度、もしくは手間の差が影響したものと推測されます。これらのジョブが追加されてから約半年が経過してジョブ取得クエストに必要なアイテムの価格も随分と落ち着いてきたことや、バージョンアップで調整が行われたことなどにより、徐々に両方のジョブを取得しているプレイヤーの割合が増加しています。
≪新エキストラジョブ取得状況≫