拡張データディスク

昨年発売された「アルタナの神兵」をはじめ、ヴァナ・ディールをさらに広げつづけている拡張データディスク。ここでは、既存の拡張データディスクにそれぞれ関連するデータをまとめて分析します。
なお、“ミッション進行度”については各ミッションのオファーを受けているキャラクターのみを対象に調査しています。

まずは、「ジラートの幻影」についてです。昨年と同様に「アーク・ガーディアン」以降のミッションのオファーを受けている段階のキャラクターが多く、全体の約80%を占めています。
特筆すべきは、「すべての終わりが閉ざされん」まで到達しているキャラクターが昨年と比べ約5%増加している点でしょう。これは、「ジラートの幻影」と「プロマシアの呪縛」両方の全ミッションをコンプリートし、なおかついくつかのクエストをクリアしたキャラクターのみが得られる栄誉であり、そこに至るまでの道のりは容易ではありません。
今回の結果には、「プロマシアの呪縛」ミッションのバトルフィールドで戦闘不能による経験値の減少がなくなり何度も挑戦しやすくなったこと、各ミッションの難易度がさらに緩和されコンプリートしやすくなったことなどが影響しているものと推測されます。

[ 「ジラートの幻影」 ミッション進行度 ]
ミッションタイトル キャラクター割合
海賊の巣窟ノーグ1.33%
カザム族長3.66%
ウガレピ寺院8.82%
古代石碑巡礼4.32%
流砂洞を越えて1.41%
宣託の間0.01%
デルクフの塔再び0.80%
ロ・メーヴ0.12%
聖地ジ・タ〜滅びの神殿0.07%
神々の間0.01%
ミスラとクリスタル1.17%
神の扉トゥー・リア0.02%
アーク・ガーディアン23.38%
閉ざされし門11.68%
宿星の座7.86%
1万年の夢の終わりに19.79%
すべての終わりが閉ざされん15.55%

「プロマシアの呪縛」についても、昨年と比較すると、多くのキャラクターがさらにミッションを進行させている様子がうかがえます。
最終ミッションである「第8章<深淵の流す血>」のオファーを受けているキャラクターの割合が約3%増にとどまっている点から、「ジラートの幻影」に比べてミッションの進行が若干遅れているように見えるかもしれません。しかし、ミッションのオファーを受けているキャラクター数は「プロマシアの呪縛」の方がおよそ1.5倍と多いため、昨年からの推移としては、両ミッションにさほどの差はありません。

「プロマシアの呪縛」ではレベル制限エリアでの戦闘が比較的多い上に、バトルフィールドの攻略に役立つアイテムを用意する必要があるなど、ミッションに挑む際の入念な準備が必要であるため、他のミッションと比べると、参加者や協力者を集めにくいイメージがあります。しかし、現状ではミッション自体の難易度が緩和されていることに加え、前述のアイテムも競売所で入手可能になっていることから、以前よりコンプリートが容易になっています。

さらに、すでにコンプリートしたミッションのバトルフィールドでも経験値が得られるように変更され、先のミッションに進んでいるプレイヤーが協力する際のメリットとなりました。このことが、進行度の異なるプレイヤー同士が協力して「プロマシアの呪縛」の各ミッションに挑戦しやすい状況を生んだのではないでしょうか。

[ 「プロマシアの呪縛」 ミッション進行度 ]
ミッションタイトル キャラクター割合
第1章<誘うは古のほむら>47.64%
第2章<忘らるる聖者の島>6.64%
第3章<うたかたなる夢>5.19%
第4章<迷い子の揺りかご>6.47%
第5章<帰路を踏みしめ>5.35%
第6章<時過ぎて鳴り響く>0.28%
第7章<眩き石の御許にて>1.09%
第8章<深淵の流す血>27.34%

続いては、2007年8月28日に最後のミッションが追加された「アトルガンの秘宝」についてです。
昨年の国勢調査を公開した時点で追加されていたのは「砂上の楼閣」までで、同ミッションをコンプリートしていたキャラクターは全体の約11%にとどまっていましたが、現在では、最後のミッションとなる「永遠の傭兵」をコンプリートしたキャラクターがすでに15%を超えています。各ミッションのオファーを受けているキャラクターの割合に目を向けると、他のミッションと同様に、バトルフィールドでの戦闘が待ち受けているミッションでの数値が若干高くなっています。

[ 「アトルガンの秘宝」 ミッション進行度 ]
ミッションタイトル キャラクター割合
不滅の防人4.78%
山猫の社長22.67%
黄金の騎士7.19%
王子の告白0.98%
東風0.68%
西風1.92%
傭兵のつとめ3.19%
聖跡の巡視3.41%
星気の笛音0.60%
双蛇の謀0.82%
無手の傀儡師5.38%
亡国の墳墓3.20%
海豚の紋章0.20%
漆黒の柩4.67%
幽冥の海賊0.13%
賓客の資格0.28%
泡沫の宝冠0.88%
遇人の内懐1.02%
茶屋の厄難3.53%
千古の渦紋0.05%
特使の御楯3.83%
宴遊の終幕0.06%
悪魔と悪鬼と0.14%
運命の歯車0.83%
魔蛇の封蝋0.31%
貴人の失踪1.59%
古寺の所縁0.06%
少女の傀儡2.69%
海賊の利0.75%
暗雲の去来0.92%
逢魔が時0.03%
砂上の楼閣0.46%
山猫の皮算用2.04%
亡国の遺産0.99%
天狗の慧眼0.10%
修羅の道0.02%
戦乱の兆し0.37%
連合の混迷0.05%
紐解ける理0.16%
審判の光0.15%
巨人の懐へ1.35%
蒼獅子の最期0.01%
少女の決意1.78%
ラグナロク0.05%
戴冠の儀0.13%
大団円0.14%
永遠の傭兵15.41%

では、アサルトの傭兵ランク構成比は、どのような結果になっているでしょうか。
中尉までは勤務評価を上げて昇進試験をクリアすることで昇進できるため、9.69%と一等兵を僅かに上回る割合になっています。さらに大尉への昇進を目指す場合、すべてのアサルト作戦と「アトルガンの秘宝」のミッションをコンプリートしている必要があるためか、やや低めの数値になっています。

[ 傭兵ランク構成比 ]
傭兵ランキング キャラクター割合
二等傭兵49.06%
一等傭兵9.62%
上等傭兵7.07%
傭兵長4.44%
伍長3.14%
軍曹3.03%
曹長2.77%
特務曹長2.42%
少尉4.07%
中尉9.69%
大尉4.69%

そして最後に、最新の拡張データディスク「アルタナの神兵」に関するデータをご紹介しましょう。
初の調査となる今回は、カンパニエにおける所属国分布と勲章の取得状況について調べてみました。

まず、所属国分布です。 過去世界では主に「アルタナ連合軍」として活動することになるため、現代ほど所属国への帰属意識を強くもつことなく、思い思いの理由で好きな軍に所属することが可能になっています。 しかしながら、結果としては、バストゥーク共和国軍の割合が僅かに少ないながらも、各軍でほぼ均等な状態となりました。

≪カンパニエの所属国分布≫ (※全ワールド対象)

次にカンパニエの勲章の取得状況を見てみましょう。
カンパニエの醍醐味は、好きなジョブで好きなときに参戦できるところだけでなく、少しの時間でもコツコツ参戦しつづけることで上位の勲章を得られるところにもあります。

上位の勲章を得るメリットはいくつもありますが、やはり挑戦できるカンパニエopsの種類が増えることや、連合軍戦績と引き換えに入手できるアイテムが増えることに魅力を感じ、カンパニエに励んでいる皆さんが多いのではないでしょうか。

[ カンパニエの勲章の取得状況 ] (※全ワールド対象)
勲章ランキング キャラクター割合
ニ級連合従軍章28.41%
一級連合従軍章11.62%
連合白兵章8.22%
連合突撃章6.73%
青銅剣勲章5.69%
白銀剣勲章4.75%
霊銀剣勲章4.01%
黄金剣勲章3.58%
二級戦功水晶章3.73%
一級戦功水晶章3.36%
騎士戦功水晶章3.48%
聖騎士戦功水晶章16.42%